月別アーカイブ: 2017年11月

竹富診療所が健康寿命アワードで最高賞受賞!

2017年11月30日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

厚生労働省主催の「第6回健康寿命を
延ばそう!アワード」で、
竹富町竹富島の竹富診療所がこのほど、
最高賞の厚生労働大臣最優秀賞を受賞しました。

県内の団体が最高賞を受賞したのは初めてです。

アワードは、厚労省が健康寿命の延伸を図るため進めている
国民運動「スマート・ライフ・プロジェクト」の一環として
生活習慣病予防の啓発のため実施されています。

竹富診療所は、生活習慣病の割合が高く、
受診率も低い島内の状況の改善を図るため、
町役場や公民館などと連携して
「ぱいぬ島健康プラン21in竹富島」を策定し、
ウォーキング会を毎週実施したり、
映像に合わせて運動を行えるコンテンツを
診療所に導入するなど運動しやすい
環境づくりに取り組みました。

健康づくりの取り組みの浸透を図るため、
医療講話や食生活改善推進員養成講座の
開催なども行ってきました。

受賞報告で竹富町役場を訪れた診療所の
石橋所長は「島民一体となった取り組みが
評価された。健康モデル地区として
アピールしたい」と抱負を語り、
報告を受けた西大舛町長は
「小さな地域でもできることがあることを証明してくれた。
他の地域にも広げていければ」と受賞を喜びました。
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大規模降雨による浸水の早急な対策が望まれる

「大規模降雨による浸水の早急な対策が望まれる」
方言ニュース11月29日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

県内の下水道整備済み市町村のうち、
5年に1回程度発生する大規模降雨に対応できるよう
雨水管や貯水池の整備など都市浸水対策を終えた下水道区域が、
昨年度末時点で59%であることがこれまでに分かりました。

県の調べでは、対象となる19市町村全体で
2023年度末でも完了区域が62%にとどまる見通しで、
浸水対策に遅れが出ている現状が浮き彫りとなりました。

近年全国的に豪雨による被害が相次いでおり、
台風が多い沖縄でも早めの対策が求められます。

県内最大の人口を抱える那覇市では完了区域が48%にとどまっており、
2023年度末時点でも49%と、半分に届かない見込みです。

また、本部町と嘉手納町は完了区域が100%に達していますが、
北中城村と中城村はまだ整備に取り掛かっておらず0%で、
これら2村は2023年度末時点でも北中城村が14%、
中城村が0%といずれも低水準にとどまる見通しとなっています。

対策が遅れている理由について県下水道課は
「浸水が頻発する地域とそうでない地域が存在する」とした上で、
財政的な問題や優先度など各市町村で事情が異なると説明しました。

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闘牛にちなんだ手作り披露宴 将来は牛で街を盛り上げたい

2017年11月28日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

闘牛大会会場のうるま市の石川多目的ドームで
このほど、うるま市出身の
上江洲聖也さん25歳、夏紀さん24歳夫妻の
結婚披露宴が開かれ、
闘牛に親しんできた聖也さんの人生の門出を祝おうと、
闘牛関係者や友人らが闘牛にこだわった
手作り披露宴を企画し、
披露宴に集まった出席者から
新郎新婦への祝福の言葉があふれました。

演出は闘牛にこだわり、
そろいの黄色のはっぴに身を包み、
闘牛に乗って出席者にあいさつしたり、
闘牛が行われたりと
通常の披露宴とは異なる雰囲気に、
会場に詰め掛けた500人余の出席者は
「2人らしい」と笑顔になりました。

2人の出会いは高校時代で、
聖也さんは牛好きが高じて、
将来は畜産業に就きたいと
高校卒業後は県立農業大学校に、
夏紀さんは服飾関係の専門学校にそれぞれ進学し、
聖也さんは卒業後、
アメリカ・カリフォルニア州でアンガス牛の肥育を学び、
現地で就職しました。

そして、3年半ほどの遠距離交際を経て、
今年3月に結婚しました。
2人の夢は沖縄でアンガス牛を広めることで、
今月中にもアメリカに移住しますが
「いつか沖縄に帰り、飲食店を開き町を盛り上げたい」
と熱い夢を胸に誓っています。

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2017年11月27日 第373回目の放送分です

11月27日 第373回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます 。
オキナワンドリーム
ゲストは、水中写真家の中村 征夫さんの人生について伺います。
東京井戸端ユンタク
テーマは、沖縄の切手・大和の切手

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オープニングトーク『信ちゃんが着ているかりゆしウェアがかわいい』

11月26日放送分

給食係
「沖縄県内のおいしいお店を紹介」

きしゅへんロックンロール第141回
「スマホどんな機種使ってるのか教えて」
※au沖縄セルラーからのお知らせは放送日時点の情報です。

掲示係
「街で見かけたおもしろ看板や、地域の話題」

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老舗かまぼこ店に「かまぼこ3人娘」誕生

方言ニュース 
2017年11月29日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

再来年に創業100年を迎える
糸満市西崎の西南門(にしへーじょう)小(ぐわー)カマボコ屋は
このほど、
消費が落ち込む沖縄かまぼこを
PRしようと「かまぼこ3人娘」を
結成しました。

沖縄かまぼこの将来を担う「3人娘」は、
3代目で専務の玉城(たまき)理(おさむ)さんの妹の
大城さくらさんと知念ナナツさん、
妻の加代子さんの3人で、
道行く人を驚かせる大きな頭の3人は
「県内外に糸満かまぼこをアピールしたい。
目指せメジャーデビュー!」
と意気込んでいます。

カマボコ屋によりますと、近年、
かまぼこの消費量は減少しており、
「購入者は50代以上で、
若い世代がかまぼこに触れる機会がない。
沖縄かまぼこを広く知ってもらい、
消費拡大につなげたい」
と企画の意図を語ります。

事務職を務める3人は、今月15日の
「かまぼこの日」の無料配布でデビューし、
「最初は恥ずかしかったが、
何かが吹っ切れた」と話し、
3人の気分次第で好きなかまぼこに
変身するということです。

市内の保育園で
デコレーションかまぼこ作りを行うなど、
新たな取り組みを始めており、
3人は「創業100年と沖縄かまぼこを
どんどんアピールしたい」
と満面の笑みを見せています。

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石原昌英(まさひで)さん【琉球大学法文学部教授】

沖縄羅針盤
毎週日曜日 午後4時半~5時 放送中
11月26日放送分

今週のコーラルラウンジは、琉球大学法文学部教授の石原昌英(まさひで)さんとラウンジ常連客で沖縄大学地域研究所特別研究員の島田勝也さんのおしゃべりです。

石原さんは1958年生まれ。国頭村字奥のご出身です。中学校2年生の夏休みに那覇に移り住みました。

首里高校、琉球大学を卒業。卒業後5年間、台湾の貿易促進の仕事をされました。
1986年から1991年6月までアメリカのアリゾナ大学・大学院で学び博士号を取得。1992年4月から琉球大学で教鞭をとり、現在は法文学部の教授をお務めです。

専門は言語学。琉球語の記録や保存、地域社会における言語の役割、言語学における沖縄とハワイと比較など、たいへん興味深い分野の研究に取り組まれています。ウチナー的に言えば「島言葉(しまくとぅば)」の研究者でいらっしゃいます。

「島言葉(しまくとぅば)」がどんな変遷を経て、今の我々の言葉があるのかをじっくり伺いました。今週はその後編です。

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惚れた街「真喜屋」で結婚式

2017年11月24日(金)
担当 糸数昌和先生

琉球新報の記事から紹介します。

神奈川県出身の早坂英二さん(34)歳と
東京都出身の岡野有紀子さん(29)歳の
結婚式がこのほど、名護市真喜屋の古民家の宿で開かれ、
温かい雰囲気に包まれる中、地域の人たちが2人の門出を祝福しました。

小浜島の職場で同僚だった早坂さんと岡野さんは沖縄本島に移り、住む場所を探す中、
真喜屋区の町並みや人の温かさにほれ込み、区内へ住むことを決めたということです。

結婚式は真喜屋区民が全て手作りし、式の目玉は三枚肉やサーターアンダギーなどのごちそうを
クバの葉で包んだ「クバ包み」でした。
真喜屋区ではお祝い事に欠かせないものでしたが、いつしか作る人はいなくなってということで、
「初めて作るよ。母の見よう見まね」という(75)歳の女性を中心に、区民が記憶をたどりつつ復活させました。

式には稲嶺名護市長も駆け付け、
「この場所で式を挙げるということで、地域の人たちのちむぐくるが伝わってくる。皆さんの思いを、
 この2人が返してくれるのではないか」
と期待を込めていました。
2人は「とても幸せです。この恩をどう地域に返していこうかな」
とほほ笑み、家が見つかり次第、真喜屋で新しい暮らしを始めます。

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竹富診療所が健康寿命アワードで最高賞受賞!

2017年11月23日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

厚生労働省主催の「第6回健康寿命を
延ばそう!アワード」で、
竹富町竹富島の竹富診療所がこのほど、
最高賞の厚生労働大臣最優秀賞を受賞しました。

県内の団体が最高賞を受賞したのは初めてです。

アワードは、厚労省が健康寿命の延伸を図るため進めている
国民運動「スマート・ライフ・プロジェクト」の一環として
生活習慣病予防の啓発のため実施されています。

竹富診療所は、生活習慣病の割合が高く、
受診率も低い島内の状況の改善を図るため、
町役場や公民館などと連携して
「ぱいぬ島健康プラン21in竹富島」を策定し、
ウォーキング会を毎週実施したり、
映像に合わせて運動を行えるコンテンツを
診療所に導入するなど運動しやすい
環境づくりに取り組みました。

健康づくりの取り組みの浸透を図るため、
医療講話や食生活改善推進員養成講座の
開催なども行ってきました。

受賞報告で竹富町役場を訪れた診療所の
石橋所長は「島民一体となった取り組みが
評価された。健康モデル地区として
アピールしたい」と抱負を語り、
報告を受けた西大舛町長は
「小さな地域でもできることがあることを証明してくれた。
他の地域にも広げていければ」と受賞を喜びました。
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多言語音声翻訳システムを搭載した観光タクシーの社会実証がはじまる

「多言語音声翻訳システムを搭載した観光タクシーの社会実証がはじまる」
方言ニュース11月22日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

県ハイヤー・タクシー協会などはこのほど、外国人観光客向けに
「多言語音声翻訳システム」を搭載した観光タクシーの社会実証を始めました。

後部座席に設置したタブレット端末とマイク、
運転席に設置したマイクを通して、
外国人乗客と日本人運転手の音声を相互に自動翻訳し、
会話を成立させるもので、
観光スポットへの案内や沖縄の魅力の紹介など、
言葉の壁を超えた円滑なコミュニケーションにつなげます。

システムの社会実証は、東京オリンピックまでに音声翻訳技術を確立し、
実生活への利用にまでつなげようという
総務省の「グローバルコミュニケーション計画」の一環で、
KDDIとKDDI総合研究所がタクシー分野への導入を担っています。

英語、中国語、韓国語の3カ国語に対応し、
来年3月まで協会所属社のタクシー50台に搭載して、
外国人の乗車が多い那覇空港やクルーズ船ターミナルなどに乗り場を設けます。

これまでに鳥取と東京で実証を行い、導入効果や操作性の課題など
2020年の商用化に向けた課題を探ってきましたが、
3回目の社会実証地として外国人客がより多い沖縄を選び、
台数も50台に拡大するなど実用段階に近い形で実証を進めます。

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