月別アーカイブ: 2018年3月

「天国では自由に走り回ってね」と祈りこめ

2018年3月30日(金)
担当 糸数昌和先生

琉球新報の記事から紹介します。
今月18日のなんぶトリムマラソンの3日前、
大会を心待ちにしていた県立鏡が丘特別支援学校中等部1年の名嘉伸太朗さんが病気で亡くなりました。
5歳から父の信二さんとファミリーコースに出場し、小学5年で脳腫瘍を発症するまで5回完走しており、今年は車いすで参加予定でした。
大会当日には告別式がしめやかに執り行われましたが、
およそ2年にわたる闘病中も精いっぱい生き抜いた伸太朗さんに、
両親はこのほど、「天国で伸び伸び走ってね」と、大会のTシャツを霊前に供えました。
伸太朗さんは幼少から野球が好きで、運動神経抜群で足も速く、
ピッチャーからキャッチャーまで何でもこなす選手でした。
そんな伸太朗さんに異変が現れたのは小学5年生の時で、
「頭が痛い」と訴え、脳腫瘍と診断されました。
腫瘍摘出手術をしましたが後遺症で首から下にまひが残り、車いすの生活になりました。
信二さんは「病気になって2年、制約ばかりで好きなことができなかった。
天国で伸び伸びと体を動かし、たまには夢の中で活躍を報告してほしい」
と語り、母親の恵子さんとともに、
伸太朗さんが天国で自由に走り回り、大好きな野球を楽しめることを心から祈っています
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石垣島の学生寮値上げで地域に戸惑い

2018年3月29日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

高校がない石垣島周辺離島や石垣島北部など
遠隔地の生徒のために設置されている学生寮の寮費を、
県立八重山商工高校と県立八重山農林高校が
来月から月額1万円程度値上げすることが
このほど、分かりました。

八重山商工の寮費は2万8千円から3万8千円に、
八重山農林は2万5千円から3万5千円になる予定で、
両高校は「定員に対して入寮生数が少ないため」
と説明している一方で、
保護者からは戸惑いや憤りの声が上がっています。

寮の定員は八重山商工が32人、八重山農林が52人で、
今年度はそれぞれ17人と11人が入寮していましたが、
両校とも入寮者が大きく増加する見込みはなく、
新年度の入寮者数はまだ決まっていないため、
値上げ幅は変動する可能性もあります。

息子が入寮する石垣市の55歳の男性は
「なんの相談もなく、値上げ幅も大きい。
通学時間には路線バスも通っておらず、
送迎にも片道1時間ほどかかる。
市街地に親戚もいないので入寮を
続けるしかない」と声を落としています。

今回の寮費値上げへの対応について
県教育委員会県立学校教育課は
各学校の判断との認識を示した上で
「情報を収集している段階だ」と述べるにとどめました。
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県内ではしかが発生

方言ニュース3月28日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

県地域保健課は今月23日、
県内では2014年以来となる麻疹、
はしかの患者が確認されたと発表しました。

はしか患者と接触した場合、はしかに感染する可能性があり、
接触後は7日から21日間の健康観察が必要となるということで、
県は、24日から来月9日までの期間に発熱、
発疹などの症状が現れた場合は、
事前にはしかの可能性を連絡した上で
「医療機関の指示に従い、受診してほしい」と呼びかけています。

患者は台湾から来沖し、17日から本島内に滞在する30代の男性で、
観光でモノレールやレンタカーを使い、那覇市や糸満市、
北谷町、うるま市、名護市などを移動しました。
19日に発疹が現れて中部の医療機関を受診して入院し、
検査の結果、はしかであることが分かりました。
男性は現在、保健所の健康観察の下で療養しています。

県によりますと、はしかは感染力が非常に強く、小児が感染すると、
肺炎や中耳炎、脳炎などの合併症を引き起こす場合があります。
第一期の1歳と第2期の小学校入学前の2回、
はしかの定期予防接種が定められており、
県地域保健課は「4月から小学校に入学する子どもで、
予防接種がまだの場合は今月中に受けてほしい」と呼びかけています。

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祖父からのランドセル 姉妹見守り12年

2018年3月27日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

那覇市の古堅千里さんと美空さん姉妹は
祖父から贈られたランドセルを12年間、
大切に使い続けました。
美空さんはこのほど、那覇市立城東小学校を卒業し、
千里さんは来月、県内の大学に進学しますが、
姉妹は、大好きだった亡き祖父への感謝を胸に
それぞれ新たな学びの場へ羽ばたきます。

ランドセルは、千里さんが小学校に入学する際に、
石垣島に住む祖父の博さんが贈ったもので、
博さんは、姉妹の行事や発表会の度に島から会いに来て、
成長を見届けました。

また、博さんは2人を「ちっち」「みく」と呼び、
会うとポンポンと頭を優しくなでるなど、
穏やかで静かでしたが、
2011年4月、72歳の時、がんで他界し、
翌年、千里さんは小学校を卒業しました。

母親の里香さんは、それほど傷んでいないランドセルを手に、
小学校入学を控えた美空さんにどうするか尋ね、
「じいじも本当は美空に買ってあげたかったはず」
との母親の言葉に美空さんは使い続けることに賛同しました。

さらに6年間、使われたランドセルは肩ひもの一部や
内側の部分がぼろぼろになりましたが、
叔母の手作りカバーがかけられていた表部分はきれいなままで、
里香さんは思い出に
この部分で姉妹のネームカードを作りたいと考えています。

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2018年3月26日 第390回目の放送分です

3月26日 第390回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます 。
オキナワンドリーム
ゲストは、日本映画大学学長の天顔大介さんの人生について伺います。
東京井戸端ユンタク
テーマは、沖縄のことわざ・大和のことわざ

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娘のように愛情注いだ桜 困難乗り越え 立派に育つ

方言ニュース  
2018年3月26日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

与那原町板良敷で美容室を営む
東恩納實さん(66)歳が育てている
桜の鉢植えが、「盆栽のようだ」
「鉢植えとして一級品ではないか」と、
客の間で話題になっています。

桜は23年前、
娘の美樹さんの名前を付けて、
現在まで大切に育ててきたもので、
東恩納さんは「盆栽には疎いから」
と言いながらも、
「娘を思いながら育ててきた桜。
気持ちが木に伝わったようでうれしい」
と話しました。

桜の木は1995年、
美樹さんが町主催の成人式に出席した際に、式典の中でプレゼントされたもので、
50センチほどの細い枝のような桜を
2本、持って帰ってきました。

桜を植えた翌年、台風の風にあおられて
一度折れてしまいましたが、
「元気になってくれ」と願いながら
世話を続けたところ、
折れた部分から
若木が生えてきたということで、
23年目の今では「たくましい幹と枝だね」
と客がうなるほどになりました。

東恩納さんは「いつか娘が人生の転機を
迎えたときに、
この桜を贈るつもりだ」と話しました。
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オープニングトーク『信ちゃん家にみーかーよりも先にまーくん訪問(笑)』

3月25日放送分

給食係
「沖縄県内のおいしいお店を紹介」

きしゅへんロックンロール第157回
「スマホどんな機種使ってるのか教えて」
※au沖縄セルラーからのお知らせは放送日時点の情報です。

掲示係
「街で見かけたおもしろ看板や、地域の話題」

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中西俊之(なかにしとしゆき)さん【ビジネスラリアート株式会社代表取締役社長】

沖縄羅針盤
毎週日曜日 午後4時半~5時 放送中
3月25日放送分

今週のコーラルラウンジは、ビジネスラリアート株式会社、代表取締役社長の中西俊之(なかにしとしゆき)さんとラウンジ常連客で沖縄大学地域研究所特別研究員の島田勝也さんのおしゃべりです。

中西さんは1971年生まれ。京都府のご出身です。

中西さんは、学生時代から鈴鹿サーキットを中心にオートバイレースを始め、ご本人曰く、朝から晩まで働いて、すべてのお金をレースに継ぎこむオートバイ三昧の生活を送ったとのこと。

その後、家電販売店に就職し、営業畑を経験。その後、1999年にビジネスラリアートを起業。京都の本社を中心に、東京、上海そして沖縄でITビジネスを展開し、現在に至ります。

12年前の沖縄進出は、当時からアジア展開の足がかりとして沖縄の拠点化をイメージしていたと話します。

中西さんがコーラルラウンジに出演の際は、毎回新たなITビジネスを紹介してくれていますが、今回はどんなお話をしてくださるのでしょうか。

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