月別アーカイブ: 2015年7月

幼稚園児にキャラクターの色紙をプレゼント

方言ニュース 

7月30日 放送分
今日の担当は伊狩典子さんです。

幼稚園児にキャラクターの色紙をプレゼント

琉球新報の記事から紹介します

那覇市首里崎山町の小橋川興謙(こばしがわ・こうけん)さん(69歳)は、
幼稚園児の大好きな漫画やアニメのキャラクターを描いた色紙を毎月の誕生会で10年間
プレゼントし続けています。

これまで市立城南幼稚園の園児たちに贈った色紙はおよそ370枚を数えます。
小橋川さんは子どもの頃から絵を描くのが好きでしたが、
退職後に改めて絵手紙教室で学び、
『久しぶりに絵を描いたらまあまあの出来だったので、趣味として描くようになった』
ということで、城南小の支援ボランティアとしてスクールゾーンでの立哨を始めた際、
元気にあいさつをした児童十数人に色紙を贈り始めたのを契機に、幼稚園児にも
贈るようになりました。

園児の要望は幅広く、知らないキャラクターも多いということで、小橋川さんは
『幼稚園の先生にパソコンで調べてもらったり、本屋に出向いて確認する』と
苦笑いしますが、水彩画で丁寧に描かれたイラストに大喜びの園児らを見て、
苦労も吹き飛ぶということです。

園児らの笑顔に囲まれながら、小橋川さんは
『園児はみんな孫みたいなもの。やめようと思ったこともあったが、
よろこんでくれるので続けたい』と語り、まなじりを下げています。

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県内在住外国人、言葉の壁で悩み

2015年7月29日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報ニュースです。

県がこのほど行った、
県内在住の外国人へのアンケート調査によりますと、
県内に住む多くの外国人は「日常生活での悩み」に
「言葉が通じないこと」を挙げ、行政に対し
「病院や役所などの公共施設で多言語による窓口対応」を
求めているということです。

日常生活での悩みに31%が「言葉が通じない」を挙げ、
「文化や習慣の違いや不理解」が19%と続きました。

また、「病気やけがをした場合の対応」「就職が困難」がともに14%で、
日本語について「不自由なく会話できる」は23%、
「日常会話ができる」は39%、「全くできない」は6%でした。

一方、およそ3割が窃盗などの犯罪被害に遭い、
健康保険や年金に加入していない人も13%おり、
犯罪被害は「窃盗、強盗など」が8%、
「空き巣」が3%、「詐欺など」「脅迫、恐喝など」がともに2%でした。

また、トラブルを経験した人は12%で、
その原因として26%が「言葉が通じないため」を挙げました。

この他、仕事は4割が正社員で非正規は2割、無職が2割で、
賃金の安さや残業の多さなどへの不満がありました。

こうしたことから、県は市町村の担当者を交えた
「県・市町村国際交流担当者連絡会」で
調査結果を生かし、対策を練る考えです。
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普天間山神宮寺で平和学習会

2015年7月28日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

第8回「平和の鐘を鳴らそう!平和学習会」
がこのほど、宜野湾市の普天間山神宮寺で開かれ、
県内の中学、高校の生徒らおよそ50人が参加し、
参加者で平和宣言を行って、戦後70年に当たり
寺の鐘を鳴らして戦争や暴力のない
恒久の平和を願いました。

県ユネスコ協会が主催して開いたもので、
学習会には沖縄水産や泊、与勝、宜野座、
沖縄尚学、普天間の6つの高校と
北谷中学校の生徒が参加しました。
生徒らは、午前中、普天間高校で、
幼児や青少年、男女間における
身近な暴力問題について学んだ後、
普天間山神宮寺では、参加した高校生らが
「全ての命を大切にします」
「どんな暴力も許しません」
「思いやりの心を持ち助け合います」
など、ノーベル平和賞受賞者たちの起草による
「わたしの平和宣言」を高らかに読み上げて
平和を誓いました。

そして、代表して普天間高2年の
3人の女子生徒が平和の鐘を鳴らし、
「家族や友人ら、周りの人を大切にして
 自分の身近な平和を守ることで、
 世界へ平和の輪を広げることができる」
と話しました。

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