月別アーカイブ: 2019年4月

NYで記念公演成功 人間国宝・照喜名朝一さん

2019年4月30日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

琉球古典音楽の人間国宝の
照喜名朝一さんと妻の栄子さん、息子の朝國さんが
このほど、那覇市の琉球新報社を訪れ、
18日に米ニューヨーク市のカーネギーホールで開催された
公演「翔べ!うた三線 イン NY」の成功を報告しました。

公演は朝一さんの米寿を祝い企画されたもので、
照喜名朝一さん門下の
琉球古典安冨祖流音楽研究朝一会
USA支部が開催しました。

カーネギーホールで沖縄の芸能団体が
単独で公演するのは今回が初めてです。
待望のニューヨーク公演を終えた朝一さんは
「カーネギーという世界が注目する会場で
琉球の音楽を歌えてうれしい。
観客も『良かったよ』と大喜びしてくれた」と振り返り、
「次は宇宙で三線を弾いてみたい」
と新たな夢への意欲を見せていました。

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2019年4月29日 第446回目の放送分です

4月29日 第446回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本大漁編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます。
オキナワンドリーム
ゲストは、プロカメラマンの伊波正文さんの人生について伺います。
ヤマトde沖縄酒場
外苑前 ジャパンダイニング18 を紹介

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陛下の退位を前に県民が思い馳せる  & 糸数昌和先生 きょうでご卒業

方言ニュース  
2019年4月29日(月)

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

あす退位される天皇陛下。
皇太子時代に訪問した
名護市のハンセン病療養所
沖縄愛楽園の関係者は、
およそ半世紀前の交流をきのうのことのように振り返り、
去年3月に沖縄最後の訪問先となった
与那国島の関係者も、親しみ深い陛下の
姿が忘れられないと語ります。
「だんじゅかりゆしの歌声の響 
見送る笑顔 目に残る」。
両陛下は愛楽園内の納骨堂に供花した後、
入所者と触れ合い、帰ろうとした時、
入所者から船出歌「だんじゅかりゆし」の
合唱が起きました。

愛楽園自治会長の金城雅春さんは
「まだ園内の出入りが制限されていた時代に来られた。
入所者の喜びは大きかった」と振り返ります。

一方、去年3月、在位中最後の沖縄訪問で訪れた与那国島で、漁協組合長として両陛下に名産のカジキの説明をした
嵩西茂則さんは、「カジキは角もあり、
大変危険でしょう。漁師の皆さんも
危険な中で仕事をしていて大変ですね」
と語り掛けられたということで、
「カジキの質問だけするかと
思っていたので、漁師のことまで
気に掛けてくれて驚いた」
と振り返り、
与那国島への来訪は
「西の果ての島だが、 『日本の中の与那国島』だと
町民が感じられる機会になったのではないか。
島の大きな誇りだ」と語りました。

糸数昌和さんが
きょうの放送をもちまして
方言ニュースのご担当を
ご卒業されました。

糸数さんは
2010年10月10月15日金曜日の放送から
長年キャスターとしてつとめてくださいました。
長い間、有難うございました。

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第11回 コザてるりん祭が今年も行われる

方言ニュース4月26日(金)放送分。
今日の担当は糸数正和さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

戦後沖縄の芸能と娯楽をリードし、「てるりん」の愛称で親しまれた
故 照屋林助さんの功績をたたえる民謡ライブ「第11回 コザてるりん祭」が
今月21日、沖縄市の中央パークアベニューで行われました。

時折小雨が降る中、林助さんとゆかりのある個人団体の唄者が歌や三線を披露し、
市内外から駆けつけた多くの来場者を盛り上げました。

てるりん祭は毎年、林助さんの誕生月に当たる4月に開かれています。
大城美佐子さん、知名定男さん、前川守賢さんなどのほか、
中堅から若手まで幅広い層の民謡唄者が総勢およそ30組集まり、歌いました。

曲の合間に、林助さんとの思い出を語る人もいました。
来場者はビールやつまみを片手に無料の野外ライブに聞き入り、
唄者に拍手や歓声を送りました。

最後は、林助さんの「あやかり節」をみんなで歌い、祭りを締めくくりました。

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沖縄のゴールデンウィーク、旅行客でいっぱい

2019年4月25日(木)
担当 上地和夫先生

初の10連休となる今年のゴールデンウイークに向けて
沖縄路線の航空輸送人数は前の年の同じ時期を2割程度上回る見込みで
連休を沖縄で過ごす多くの旅行客で県内各地はごった返しそうです。
沖縄発着便を運航する航空会社では
10連休を前にした26日の金曜日から予約が埋まっており
日本航空は期間中、那覇羽田線で32便を増便して対応し
スカイマークも予約数が前の年に比べて大幅に増えたため臨時便の  対応を取ります。
また、ホテルの宿泊予約も好調です。
県ホテル旅館生活衛生同業組合は
「3月ぐらいは予約の動きが鈍く海外旅行にシフトしていると分析していたが、4月から好調に入り始めた」
としており、10連休初日の27日から5月3日までほぼ満室というホテルも多く
連休後半の4日から6日にかけては前半より予約が鈍く、7割程度だということです。
一方、県レンタカー協会によりますと、県内のレンタカーの予約はほぼ満車状態で
増車するなどの対応を取っている企業もあるということです。
空港レンタカーでは、2月下旬には予約が殺到したことからネット予約を止め、先月末にはほぼ満車状態になりました。
担当者は「他のレンタカー会社でも予約が取れないという声も聞いている」と話しています。

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石垣のサザンゲートブリッジでライトアップ始まる

2019年4月24日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

石垣市街地と南ぬ浜町に架かるサザンゲートブリッジを
LEDでライトアップする「光の架け橋」の
本格運用が12日に始まりました。

サザンゲートブリッジは毎日午後7時から午後10時までライトアップされ、
石垣島の夜空に幻想的に浮かびます。

ライトの色は翌日の天気予報に合わせて変化し、
「晴れ」は赤、「くもり」は緑、「雨」は青に点灯します。

音楽に連動して光が変化する5分間のイルミネーションショーも
午後7時30分、午後8時30分、午後9時30分の3回行われます。

また、橋脚と橋桁の裏側に動画を映し出すプロジェクションマッピングも、
午後8時と午後9時から15分間上映されます。

事業費は7600万円で、
内閣府の沖縄離島活性化推進事業の補助金を活用し、
LEDは橋のアーチ部分の柱に54個設置しました。

中山義隆市長は12日のセレモニーで
「新たな夜の観光メニューとして工夫した。
市民の憩いの場として、観光客には思い出の一つの場に
してもらいたい」とあいさつしました。
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鵜池 幸雄先生「会計によって何が見えるか?(会計は何を見ているか?)」(後篇)

「万国津梁」とは、「世界の架け橋」を意味する言葉。
沖縄国際大学で日々どのような研究や教育が行われているのかを発信していく番組です。
4月24日の放送では、産業情報学部 企業システム学科の鵜池 幸雄先生を迎えてお送りしました。
講義タイトルは「会計によって何が見えるか?(会計は何を見ているか?)」(後篇)です。

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島袋正克さん

島袋さんは南米ボリビア・サンタクルス市在住。
年に一度ビジネスで来日するタイミングでコーラルラウンジに寄ってもらいました。
島田さんとはFacebook繋がり。今回が初めてのミートです。
島袋さんは1953年那覇市の出身、1963年に一家で移民としてボリビアへに移住します。
一家は1970年代に沖縄に戻るが島袋さんは一人南米に居残り一人旅に出ます。
1980年代は沖縄に戻り家族を持ちうちなー暮らしをしますが、1994年には再度南米へ一人で渡ります。ボリビアでの生活を再開、そして起業します。現在は貿易会社を2社経営。島袋さんは「旅は人生そのもの」一生旅を続けるようなものだ、と。
そんな島袋さんとの二週にわたっての対談。第一週目は島袋さんの人生そのものの話です。
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按司とノロの墓を初調査 うるま市文化財指定に向けて

2019年4月23日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

うるま市文化財課はこのほど、
市内江洲の江洲グスク内の
按司とノロの墓の調査を行いました。
市文化財指定に向けた調査で、
この墓を調査するのは初めてです。

調査は、
江洲自治会と江洲按司を始祖に持つ武姓一門が
中心となり市に要請して始まったもので、
墓に納められている厨子がめの配置など
墓内部の図面を作成します。

江洲グスク内の墓には、
1500年代の初代按司の武源明と
その母親、2代目、
3代目の江洲按司が眠るとされる墓と、
妹や代々のノロを葬ったとされる墓の
2基がありますが、
石積みを外し開けられた江洲按司の墓に
4つの厨子がめが、
ノロの墓から12の厨子がめが、
それぞれ納められているのが確認されました。

また、
江洲按司の墓にあった厨子がめの1つには
焼かれた骨が確認されました。
武姓一門の嘉陽宗吉会長は
「由緒ある按司だから文化財指定に値すると思う。
今後の調査に期待したい」と語りました。

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