老舗かまぼこ店に「かまぼこ3人娘」誕生

方言ニュース 
2017年11月29日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

再来年に創業100年を迎える
糸満市西崎の西南門(にしへーじょう)小(ぐわー)カマボコ屋は
このほど、
消費が落ち込む沖縄かまぼこを
PRしようと「かまぼこ3人娘」を
結成しました。

沖縄かまぼこの将来を担う「3人娘」は、
3代目で専務の玉城(たまき)理(おさむ)さんの妹の
大城さくらさんと知念ナナツさん、
妻の加代子さんの3人で、
道行く人を驚かせる大きな頭の3人は
「県内外に糸満かまぼこをアピールしたい。
目指せメジャーデビュー!」
と意気込んでいます。

カマボコ屋によりますと、近年、
かまぼこの消費量は減少しており、
「購入者は50代以上で、
若い世代がかまぼこに触れる機会がない。
沖縄かまぼこを広く知ってもらい、
消費拡大につなげたい」
と企画の意図を語ります。

事務職を務める3人は、今月15日の
「かまぼこの日」の無料配布でデビューし、
「最初は恥ずかしかったが、
何かが吹っ切れた」と話し、
3人の気分次第で好きなかまぼこに
変身するということです。

市内の保育園で
デコレーションかまぼこ作りを行うなど、
新たな取り組みを始めており、
3人は「創業100年と沖縄かまぼこを
どんどんアピールしたい」
と満面の笑みを見せています。

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