2017年11月21日(火)
担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
このほど開かれた協働のまちづくりin壺屋
「第13回壺屋やちむん通り祭り2017」で、
戦後途絶えていた綱引きが復活し、
市民や観光客なども飛び入り参加して
盛り上がりました。
綱引きは、那覇大綱挽の旗頭も務める
壺屋地域の青年らで作る華鳳会(かほうかい)が
主催したもので、
綱引き復活きっかけは華鳳会が3年前、
戦後の歩みを記した記念誌を発刊した際、
戦後を知る地域の人から
「壺屋でも夜にたいまつをともして行う綱引きが行われていたよ」
と聞いたことでした。
華鳳会によりますと壺屋には現在、
町民会や通り会、陶工会などがあるものの、
「連携が少ない」とまとまりの弱さを感じているということで、
「地域につながりの強さを取り戻したい」
と綱引きの復活を熱望したメンバーらは
復活が決まると早速糸満に行き、
綱引きの伝統がなぜ深く地元に根付いているのか、
直接見ることにしました。
その結果、
「住民みんなで綱作りに参加し、そこに糸満の団結の強さがある」
と感じたということで、今年の綱引きは借り物で代用しましたが、
「大成功だがまだ始まり。
壺屋でも綱作りから一緒になってできる、そんな地域にしたい」
と目を輝かせています。