月別アーカイブ: 2018年5月

国頭村奥で田植え

方言ニュース  
2018年5月14日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

国頭村奥区豊かな清流の水をたたえた
棚田でこのほど、田植えが行われました。

棚田はオーナー制をとっていますが、
当日はオーナー以外の一般の希望者ら、
村内外から3世代家族を含めて
およそ25人が参加し、
子どもから大人まで横一列に並び、上流側、
下流側に分かれて植え付けしました。 

また、田植えには沖縄のマルチタレントとして
活動中の川満しぇんしぇーらも顔を見せ、
田植えを手伝うなど
参加者らを激励しました。

棚田は奥川流域に
5年前に復活したということで、
主催した奥庵の糸満代表は
「この場所は豊富な水が近くにあり、
昔ながらの田んぼをせっかく
復活させたので
継続していくことが大事だと思う。
集落は高齢化が進み
農業などは厳しい状況だが、
うまくオーナー制度を利用しながら
奥区の風情の良さを伝えていきたい」
と語りました。

また、参加した中学1年の女子生徒は
「最初は寒くて大変だったけど、
植え方も教えてもらって
だんだん慣れてきて稲を楽しく
植えることができた。
自分たちで食べる米になるまで
元気に育ってほしい」
と話していました。

収穫は8月ごろを予定しています。

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オープニングトーク『みーかー宮古島行ってきたって。すごかったってよー(笑)』

5月13日放送分

ゲスト
「沖縄製粉から金城さんと我喜屋さん」
※紹介した情報は放送日時点のものです。

きしゅへんロックンロール第164回
「スマホの活用方法」
※au沖縄セルラーからのお知らせは放送日時点の情報です。

給食係
「沖縄県内のおいしいお店を紹介」

掲示係
「街で見かけたおもしろ看板や、地域の話題」

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「県の畜産研究センター、ヤギの常時繁殖に成功」

「県の畜産研究センター、ヤギの常時繁殖に成功」
方言ニュース5月10日(木)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

畜研=県畜産研究センターは、ホルモン剤を使わずに
ヤギを通常の繁殖期以外に繁殖させることに成功しました。
雌ヤギの授乳期を短くするなど4つの対策を行うことで
季節外でも発情する可能性が高まる成果が出たということで、
ヤギが1年に2回以上出産するようになれば販売用の頭数が増え、
農家の所得増大につながりそうです。

ヤギは9月から11月が繁殖期ですが、まれに夏にも繁殖することがあり、
畜研が季節外繁殖の事例がある農場を視察して分析した結果、出産後、
早期に離乳させることや、母ヤギの水分量を制限し早期に乳を作らない状態にすること、
光がほとんどない畜舎で飼育すること、雄ヤギを近くにおいて発情を誘発すること
の4項目が季節外繁殖に関わっているとしました。

この方法で畜研が試験的に飼育したところ、雌ヤギ10匹のうち9匹で
4月と5月の季節外に発情し、5匹は受胎し、子ヤギ8匹を出産させることに成功しました。
また、通常の繁殖期には10匹とも受胎し、子ヤギ15匹を出産した他、
年間23匹が生まれ、通常期のみに比べ出産数が1.5倍に伸びました。
畜研の安村陸研究員は
「技術確立には時間がかかるが、農家の生産性を高められる可能性がある」と話しました。

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17年の那覇署110番対応、11年連続全国1位

2018年5月9日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

去年に那覇警察署が対応した110番は、
いたずらや無言電話などを除く4万7722件で、
国内最大の繁華街の新宿区歌舞伎町を
管轄する新宿署のおよそ4万3千件を上回り、
11年連続で1位となりました。

これは県警のまとめでわかったもので、
県警全体では16万4795件で、
那覇署がおよそ3割を占めました。

通報の内訳は、交通関係が1万1747件で最も多く、
続いて免許更新や道を尋ねる緊急性のない各種照会が9103件、
要望・苦情・相談が7366件でした。

また、緊急性のない通報は、
うそ誤報を含めて全体の34・6%を占めており、
県警は緊急を要しない通報は、
警察安全相談の「#9110」を使うなど、
適正利用を呼び掛けています。

一方、路上寝などの泥酔者に関する通報は6095件で4番目に多く、
全体の12・8%を占めました。

泥酔者の通報は夏に集中しています。

那覇署は110番が多い理由を
「観光客の増加や交通量の多さのほか、
松山や栄町など繁華街を管轄しているため」と分析しています。
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世界に一つだけの三線 アカギの音色に魅せられて

2018年5月8日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

お菓子の缶や流木など、
身近な素材を使って三線を作っている
沖縄市山里の宮里昌秀さん(81)歳がこのほど、
アカギを使った世界に一つだけの手作り三線を
完成させました。

自宅敷地内にあったおよそ4メートルのアカギを使い、
およそ1カ月で完成させたもので、宮里さんは
「アカギが奏でる音は、重厚感があっていいんだよ」
と紹介し、自慢の三線の音を響かせました。

宮里さんは10代の頃に三線作りに興味を持ち、
学生時代は「テレビもラジオもなく、
遊びといえば、歌や踊りぐらいだった」ことから、
先輩たちが三線を片手に歌って、踊る姿に憧れましたが、
三線を買える経済的な余裕はなく、
「自分で作れないか」と思い立ち、
身近な素材を使い三線を作り始めました。

中学卒業後から大工として働き始めた宮里さんは
自宅に帰ると三線作りに精を出し、制作に没頭することで
「疲れを癒やせる」と取り組みました。
これまで手掛けてきた三線は70丁以上で
「世界に一つだけの三線」を求め、
県内外から宮里さんを訪ねてくる人もいるということです。

宮里さんは老人ホームを回り、
ボランティアで演奏会も開いており、
「自分が作った三線の音色で、人の喜ぶ姿を見るのがうれしい」
と話しています。

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青木元さん

ゲストは、株式会社ノイズ・バリュー社、取締役コンサルティングディレクターの青木元さん。1976年東京生まれ。企業、地域、商品のブランディングコンサルティングを手掛け、沖縄の価値を見出し、プロディースする仕事をしています。

 

 

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2018年5月7日 第396回目の放送分です

5月7日 第396回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます 。
オキナワンドリーム
ゲストは、金原亭杏寿さんの人生について伺います。

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「忘れられない看護エピソード」で名護市の看護師・津波あけみさん受賞

方言ニュース  
2018年5月7日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

「忘れられない看護エピソード」作品の表彰式が
きのう、東京都内で開かれ、
脚本家の内館牧子さんが選ぶ、
最優秀賞に次ぐ内館牧子賞に名護市の津波あけみさん53歳が選ばれました。

津波さんはもともと支援学校の教員を勤めていましたが、
「子どもたちと最後まで一緒にいたい」との思いで一念発起し、
学び直して38歳から看護師となり、
現在、名護市の名護療育医療センターで
看護師として勤務しています。

受賞作品の「初めての看取り」は、
看護師になりたてのころ
末期がんの患者を初めてみとった体験をつづったもので、
自身の看護師としての経験を文章に
残しておこうと書きました。

津波さんは、受賞の連絡を受けた際、
「信じられない」と
半信半疑だったということで、
初めてのみとりの経験については
「みとりというものが恐いものではないと、
その人に会えてただただ感謝だった。
むしろ積極的にそこに向かっていける自分になった」と語りました。

一方、内館さんは
「内館賞は『初めての看取り』にすぐ決めた。
患者は型どおりのみとりが100人いるより、
はるかに幸せに旅立ったのではないか。
看護師は白衣の天使という言葉がよみがえる」と述べました。
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