月別アーカイブ: 2019年9月

令和の小さな偉人プレゼン大会が開かれる

「令和の小さな偉人プレゼン大会」がこのほど、豊見城中央公民館で開かれ、自分のやりたいことや夢を追求し、積極的に活動を続けている子どもたちが、自身の活動や意見を発表し合いました。この中で、佐敷中学校1年の親川明日香さんと妹で馬天小学校4年の茉莉花さんは2016年から運営を始めたオンラインショップ「なんじょうらぶshop」について紹介しました。2人は、ヘチマを使った石鹸を商品開発しようと試みましたが薬事法との関係もあり、置き型芳香剤として商品を完成させた経緯を説明し、「挑戦し続けることが大事だと思う。失敗と継続を繰り返しながら学び続けたい」と話しました。また、三重県出身で金武小学校6年の田場日那(ひな)詩(た)さんは「争いのない平和な世界へ~新基地建設と人間関係」と題して発表し、沖縄のアメリカ軍基地過重負担の原因は、普段の人間関係における相手の無理解と通ずることを指摘しました。その上で、「沖縄だけでなく全国平等にしてほしい。意見の違いを解決することが平和につながる」と話しました。
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同級生で仲良くヘアドネーション

2019年9月6日(木)
担当 上地和夫先生

琉球新報の記事から紹介します。

伊江村の伊江小学校北側にある美容室「はいからあ」でこのほど
ヘアードネーション用の髪の毛のカットが行われました。
髪を寄付したのは村内在住の友寄みどりさん57歳と
本部町在住の具志堅則子56歳の2人です。
2人は高校時代の同級生でみどりさんが則子さんに話を持ち掛けました。
みどりさんは「週刊レキオ」の記事を読みヘアードネーションを知ったということで
自分も髪を切るときにはその活動に参加したいと思い
インターネットで調べ「特定非営利法人HERO」へ寄付することにしました。
以前から行きつけだった美容室の経営者の与名城星子さんに話したところ快く引き受けてくれたということで
「この活動を多くの方に知ってもらいたい。また、島内でも賛同店があることを知ってもらいたい」と話します。
長かった髪の毛を40センチほど切った後、
お好みのヘアースタイルに調整してもらった2人は
「軽い。気持ちいい。さっぱりした。髪の手入れにも時間がかからない。心も解放されたよう」とうれしそうでした。
星子さんは「自分の知人もがんになり髪を失った。
以前からそういう人の役に立ちたいという思いがあり、この機会に希望する人がいれば実施したい」と話しました。

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「沖縄・奄美の共同売店のマネジメント-英国との対比-」

「万国津梁」とは、「世界の架け橋」を意味する言葉。
沖縄国際大学で日々どのような研究や教育が行われているのかを発信していく番組です。
9月4日の放送では、経済学部 経済学科の 村上 了太先生を迎えてお送りしました。
講義タイトルは「沖縄・奄美の共同売店のマネジメント-英国との対比-」(前篇)です。
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浦添市長 松本哲治さん

松本市長は、1967年浦添市のご出身です。
興南高校卒業後、琉球大学 法文学部 法制学科 政治学コースを卒業。
その後、ヨーロッパ、中南米、東南アジアなど世界を放浪します。帰国後、
東京にてイギリス系金融コンサルティング会社勤務 
1996年にカリフォルニア大学バークレー校卒業。社会福祉学 修士号を取得します。
2002年にNPO法人ライフサポートてだこを設立し、代表理事に就任します。
2004年沖縄県産業振興公社より人材派遣プログラムにて、フロリダ派遣
2010年ハワイ東西センター小渕プログラムに参加
2013年に浦添市長に当選。2017年より二期目を務めています。

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平和への想いを胸に 対馬丸沈没から今年75年

2019年9月3日(火)

琉球新報の紙面からお伝えします。

太平洋戦争中に
児童や一般の疎開者を乗せた「対馬丸」が
アメリカの潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没し
8月22日で75年を迎えました。

那覇市若狭の慰霊塔
「子桜の塔」で慰霊祭が開かれ、
生存者や遺族らおよそ550人が参列し
犠牲者1484人の冥福と平和を祈りました。

年老いた祖母の手を引いて会場を訪れた
糸満高校3年の高橋芽生さん17歳は
「祖母たちの体験を私たち世代が
自分ごととして受け止め伝えていきたい」と
平和への思いを胸に慰霊祭に参加しました。

高橋さんの祖母・島良子さん83歳は
75年前の8月22日、
対馬丸撃沈で甲辰国民学校5年の
兄・島元洋倫(ひろとも)さんを失い
良子さんは長年、兄と同世代の人を見るたび
「生きていれば兄はどんな大人に
成長したのだろうか」と面影を重ね
「長いようで短い75年だった。
明るい兄の姿が今でも思い浮かぶ。
月日はたっても戦争で亡くした兄を思うと
とても悔しくそれは死ぬまで変わらない」と
静かに語っていました。

祖母の体験を
幼少から聞いて育った高橋さんは
「この先、沖縄戦は歴史の教科書でしか
学べない時代がやってくる。
平和ガイドになって友人や自分の子どもにも
祖母の体験を伝えていきたい」と話し
対馬丸の犠牲者や祖母らの思いを
受け継ぐ覚悟を示していました。

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2019年9月2日 第464回目の放送分です

9月2日 第464回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本大漁編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます。
オキナワンドリーム
ゲストは、ヘンザ工業 代表の西村 恵(さとし)さんの人生について伺います。
ヤマトde沖縄酒場
川崎市 OKINAWA BASEを紹介

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県産のパイナップル収穫量減少

方言ニュース  
2019年9月2日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

2018年産の県産パイナップル収穫量は
7340トンで、前の年に比べて14%減少し、
6年ぶりの減少となりました。

これは沖縄総合事務局がこのほど発表したもので、
少雨による茎葉の生育不良や
果実肥大がしにくかったことに加え、
収穫時の台風被害で収穫量が落ち込みました。

収穫面積は2ヘクタール増えて
319ヘクタールとなり、
4年連続で増加しました。

収穫面積は統計を取り始めた1973年の
2530ヘクタールをピークに、
生産者の高齢化などによる後継者不足で
減少傾向にありましたが、
八重山で後継者が増加していることや、
ゴールドバレルなど生食用の需要が
伸びたことなどから、
近年は増加に転じています。

地域別では沖縄本島の収穫面積が
前の年に比べて2%増の195ヘクタール、
収穫量は14%減の4190トンでした。

八重山は収穫面積が2%減の
122ヘクタール、
収穫量は13%減の3110トンでした。

県全体の10アール当たりの収穫面積は2300キロで、
作柄の良かった去年に比べて14%減少しました。

JAおきなわの担当者は
「おととしは暖冬で一玉1キロ前後の大玉傾向だったが、
去年は冬場の温度が低かったため肥大しにくく、
800グラム前後が多かった」
と話しています。

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