陛下の退位を前に県民が思い馳せる  & 糸数昌和先生 きょうでご卒業

方言ニュース  
2019年4月29日(月)

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

あす退位される天皇陛下。
皇太子時代に訪問した
名護市のハンセン病療養所
沖縄愛楽園の関係者は、
およそ半世紀前の交流をきのうのことのように振り返り、
去年3月に沖縄最後の訪問先となった
与那国島の関係者も、親しみ深い陛下の
姿が忘れられないと語ります。
「だんじゅかりゆしの歌声の響 
見送る笑顔 目に残る」。
両陛下は愛楽園内の納骨堂に供花した後、
入所者と触れ合い、帰ろうとした時、
入所者から船出歌「だんじゅかりゆし」の
合唱が起きました。

愛楽園自治会長の金城雅春さんは
「まだ園内の出入りが制限されていた時代に来られた。
入所者の喜びは大きかった」と振り返ります。

一方、去年3月、在位中最後の沖縄訪問で訪れた与那国島で、漁協組合長として両陛下に名産のカジキの説明をした
嵩西茂則さんは、「カジキは角もあり、
大変危険でしょう。漁師の皆さんも
危険な中で仕事をしていて大変ですね」
と語り掛けられたということで、
「カジキの質問だけするかと
思っていたので、漁師のことまで
気に掛けてくれて驚いた」
と振り返り、
与那国島への来訪は
「西の果ての島だが、 『日本の中の与那国島』だと
町民が感じられる機会になったのではないか。
島の大きな誇りだ」と語りました。

糸数昌和さんが
きょうの放送をもちまして
方言ニュースのご担当を
ご卒業されました。

糸数さんは
2010年10月10月15日金曜日の放送から
長年キャスターとしてつとめてくださいました。
長い間、有難うございました。

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