幼稚園児にキャラクターの色紙をプレゼント

方言ニュース 

7月30日 放送分
今日の担当は伊狩典子さんです。

幼稚園児にキャラクターの色紙をプレゼント

琉球新報の記事から紹介します

那覇市首里崎山町の小橋川興謙(こばしがわ・こうけん)さん(69歳)は、
幼稚園児の大好きな漫画やアニメのキャラクターを描いた色紙を毎月の誕生会で10年間
プレゼントし続けています。

これまで市立城南幼稚園の園児たちに贈った色紙はおよそ370枚を数えます。
小橋川さんは子どもの頃から絵を描くのが好きでしたが、
退職後に改めて絵手紙教室で学び、
『久しぶりに絵を描いたらまあまあの出来だったので、趣味として描くようになった』
ということで、城南小の支援ボランティアとしてスクールゾーンでの立哨を始めた際、
元気にあいさつをした児童十数人に色紙を贈り始めたのを契機に、幼稚園児にも
贈るようになりました。

園児の要望は幅広く、知らないキャラクターも多いということで、小橋川さんは
『幼稚園の先生にパソコンで調べてもらったり、本屋に出向いて確認する』と
苦笑いしますが、水彩画で丁寧に描かれたイラストに大喜びの園児らを見て、
苦労も吹き飛ぶということです。

園児らの笑顔に囲まれながら、小橋川さんは
『園児はみんな孫みたいなもの。やめようと思ったこともあったが、
よろこんでくれるので続けたい』と語り、まなじりを下げています。

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