担当は糸数昌和さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
糸満市立西崎小学校合唱部はこのほど、
市内の各集落に伝わるわらべ歌を集めた教本とCDを製作しました。
わらべ歌の継承を目的に、
合唱部と保護者らが協力して作ったもので、
教本には市内13集落で採譜した18曲が収録されています。
わらべ歌は市内在住の作曲家 杉本信夫 さん(79)が
数十年かけて集落のお年寄りから聞き取り採譜したもので、
教本とCDをそれぞれ100セット作りました。
また、合唱部の児童らは、
わらべ歌の合唱中、円になってぐるぐる回ったり、
通せんぼをしたりする「遊び」を独自に考案しており、
中でも、大渡(おおと)集落に伝わる
「とーとーめー まんぐるぐる」は
児童らが手をつないで円になり、
グルグル回りながら歌う遊びとなっています。
今月15日午後1時半からは、
市役所で市内の各学校の教諭や保護者を対象にした講習会も開かれ、
児童らの合唱や歌に合わせた遊びが披露されるということで、
部長で6年生の佐久本詩音(さくもと・しおん)さんは
「自分たちで遊びを考えるのは楽しい。
15日はみんなの心に残るような演奏がしたい」
と意気込んでいました。