新型コロナウイルス感染拡大で県医師会が清明祭の規模縮小要請

方言ニュース2020年4月8日(水)
琉球新報の記事から紹介します。

新型コロナウイルス感染症に関し、県医師会はこのほど、
シーズンを迎えた清明祭について県外流行地からの帰省者の参加自粛や
規模縮小などを求める県民へのお願いを発表しました。

主に東京・大阪など県外流行地からの帰省者は参加させないことや、
規模を縮小し代表者が実施すること、
発熱があるなど体調が悪い人は絶対に参加しないことを求めています。 

清明祭は屋外で実施されますが、大人数、一定時間の会話、
飲食を共にするなどの点がリスクになる可能性があるとした上で、

感染者が急増すると適切な医療体制が維持できないと
医療現場から懸念の声が上がったことが今回の表明につながりました。

県庁記者クラブで記者会見した宮里副会長は、来県者による「移入例」が
県内で続いていることに危機感を強めていると述べ、
「文化を守ることも大事。完全に開かないでとは言えないが、
開くなら特段の注意を強くお願いしたい」と県民に理解を求めました。

また、県の糸数健衛生統括監は
「医療現場の強い危機感が表れた内容で県としても賛同する。
県民も理解し行動してほしい」と話しました。
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