平和の継承を ひめゆり平和祈念資料館・記念祝賀会

2019年6月18日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の紙面からお伝えします。

ひめゆり平和祈念資料館が
23日で開館から30年となるのを前に
公益財団法人沖縄県女師・一高女ひめゆり平和祈念財団は
那覇市内で記念の祝賀会を開きました。

祝賀会には元学徒や開館当時からの支援者ら
およそ80人が集まり、
主催者を代表して仲程昌徳理事長は
「若い第二世代の館員が証言員の心を受け継いで
説明員として頑張るが皆さんの支えが必要だ」とあいさつし、
元ひめゆり学徒で、館長を務めた本村つるさん(94歳)も
「30年間はいろいろあったが、夢のように過ぎた感じがする。
資料館は15人の次世代の職員が平和継承のために頑張っている」
と述べていました。

祝賀会では、
現在までを写真で振り返る催しも行われ   
元学徒たちは、若かりし時の自身の写真を眺めながら
照れたような表情を浮かべていました。

祝賀会に招待された
元白梅学徒隊の中山きくさん(90歳)は
「これからも『命どぅ宝』『平和が一番』という
沖縄の知恵袋を末永く語り継いでほしい」
と語っていました。

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