2019年2月12日(火)
担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
うるま市浜比嘉島の比嘉区では
旧暦の1月1日に当たる5日、
初拝みが区内の霊場「シルミチュー」で
行われました。
小高い丘の上の洞窟にある霊場は
琉球開びゃくの祖神アマミチューと
シルミチューが居住したと伝えられています。
洞窟内には子宝を授かる霊石として
鍾乳石が祭られ、信仰の対象になっており、
年に1度、洞窟内部での参拝が一般に許されています。
この日、祝女が米や菓子を供えて祈りをささげると、
区民らが奉納舞踊やカチャーシーで
集落の繁栄を願いました。
また、ウガンで清められた米は「花米」とされ、
参詣客にお守りとして振る舞われました。
島出身で、妻と2人のこどもとともに
訪れたうるま市与那城在住の41歳の男性は
「物心ついたときからずっとお参りにきている。
家族全員健康に過ごせるようお願いした」
と話しました。