1月27日(金)
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「捕獲したハブから、毒性が強い農薬が検出されたことを発表」
方言ニュース1月26日(木)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
浦添市はこのほど、米軍牧港補給地区周辺で
去年実施した調査で捕獲したハブから、
有害物質のポリ塩化ビフェニール=PCBと
毒性が強い農薬のDDT類が検出されたことを発表しました。
調査は2回目で、おととしの調査でも
ハブからPCBを検出するなどしています。
ハブは5月から6月に4カ所で1匹づつ捕獲したもので、
4匹全てからPCB、DDT類が検出されました。
今回検出されたハブの脂肪組織中PCB濃度は
1キロ当たり5ミリグラムから42ミリグラム、
DDT類は1・1ミリグラムから16ミリグラムで、
最も高い数値を検出したのは、どちらも城間から
港川にかけて流れる川のシリンカー付近で捕獲したハブでした。
浦添市周辺でハブに蓄積された有害物質を調べている名桜大の田代豊教授は、今回ハブから検出されたPCB、DDT類について
「周辺地域より市北西部の値が高くなっている。
底質調査の濃度分布などを見ると、米軍基地に汚染源がある可能性が高い。
検出された濃度の高さや影響については他のは虫類について
調べた研究があまりなく判断がつきかねる」と語りました。
2017年1月25日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
旧暦12月20日に当たる今月17日、
西原町棚原のノロ殿内で、
去年1年間の間に生まれた赤ちゃんの
健康を願う行事「ウマリトゥイタティ」が行われ、
字の神・ミルク加那志を祭る殿内に
区内の赤ちゃん12人とその家族、
それに、区民ら合わせて40人余が集まり、
赤ちゃんの健やかな成長を願って
祈りをささげ、交流を深めました。
「ウマリトゥイタティ」は毎年、
ミルク加那志の誕生日とされる
旧暦12月20日に行われるもので、
その由来は伝わっていませんが、
棚原区の城間区長によりますと
首里赤田町のみるくの影響を受けたと考えられます。
地元出身で、去年10月に生まれた長男を連れて
行事に参加した(27)歳の男性は
「地域で赤ちゃんを見守ってくれてありがたい。
父も自分が赤ちゃんの時に参加した行事だ。
今後も伝統をつなげていきたい」と笑顔で話し、
名護市出身の(27)歳の妻も
「初めての参加でどきどきしたが、
他のお母さんたちと交流できてよかった」と語りました。