全島エイサー 最終日を迎える

方言ニュース  
2016年8月29日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄の夏の風物詩の全島エイサーまつりは
きのう、沖縄市のコザ運動公園陸上競技場で
最終日を迎え、
終結した14団体が
大太鼓や締太鼓の勇壮な音を
会場中に響かせ、
詰め掛けた人たちを魅了しました。

このうち、2年ぶりに大トリを務めた
山里青年会は、総勢100人が「久高節」や「作たる米」など
9曲を男性のみの力強い舞で切れ目なく踊りました。

また、大太鼓全員が円陣で旗頭を囲み、
飛び跳ねながら太鼓をたたく独特な「唐船ドーイ」では、
演舞場を隙間なく囲んだ観客をうならせ、
盛大な拍手や指笛が飛び交いました。

そして、演舞後、全体カチャーシーの曲 「唐船ドーイ」が流れると、
演舞場に数千人が一斉に駆け寄り、
熱気は最高潮に達し、
子どもを抱えながら踊る人や、
滑らかな手踊りを見せるお年寄りなど
思い思いに楽しんでいました。

家族6人で訪れた(69)歳の男性は
「早弾きやゆったりした三線の音色が好き。
毎年家族で来て、
新しいエイサーを見るのを
楽しみにしている」と目を細め、

友人と訪れた(18)歳の女性は
「 いつも道ジュネーで見ているが、
大きな会場で見る迫力は違うなと
感動した」と目を輝かせていました。
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