いいお産の日にあわせたイベント開催

方言ニュース  2014年11月17日(月)
担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事からお伝えします。

11月3日に語呂合わせをした
「いいお産の日」イベントがこの日、
久米島町の子育て支援施設
「にじの広場」で開かれました。

島には産婦人科がいないため、
町民は島外での出産を余儀なくされたことから、

安心して妊娠・出産できる島を目指して
初めて開かれたもので、

出産や育児に関する展示コーナー、
赤ちゃん抱っこ体験コーナーが設けられ、
親子連れや妊婦80人が訪れました。

また、「島で生み育てる」と題し、
助産師や妊婦、子育て中の家族らが、
妊娠中や出産時の悩み、
体験談を話し合う座談会が行なわれ、

参加者から、妊娠期間中の過ごし方、
出産のために島を離れたときの体験、
出産する病院の決め方などについて
活発な意見が出されました。

助産師の湯本律子さんは
「出産に関する島の状況を知って
家族で話し合うことは重要。
地域や家族で助け合えるのは島ならでは。
島で子育てをしやすい環境をつくっていきたい」と話し、

にじの広場代表の與座泉さんは
「命について、
命の大切さについて考える
貴重な時間になれば」と語りました。

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