県職員平均給与、女性は男性以下

2024年2月19日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

47都道府県が公表した昨年度の
職員給与に関する男女格差の資料を
分析すると、
平均年収は全てで女性が男性を下回り、
半数を超える28府県では
男性の7割台だったことが
このほど分かりました。
女性活躍推進法に基づき、昨年度から前年度の
男女差の情報開示が義務化されており、
全都道府県のデータがそろうのは初めてです。 
共同通信が集計したもので、
平均年収の差が比較的小さく女性が男性の
9割台だったのは香川と東京だけでした。
8割台は12道県で、
沖縄は7割台の73・5%でした。
残る5県は6割台でした。

共同通信の集計は非正規職員を含む知事部局の
数値を対象としていますが、
自治体によって企業局などの職員も
含めた数値を示しているため、
単純な比較はできません。
公表資料によると、男女格差の理由は
「給与の高い管理職は男性が多い」や、
昇給に関わる「勤続年数が男性の方が長い」が
       目立っています。
女性は結婚や出産でキャリアを中断する人が
    多かったことが一因とみられます。
政府は格差の是正に向け、
 女性が育児をしながら
働き続けられる環境の整備や、
女性の管理職への登用を働きかけます。
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