2024年2月15日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
メタボリック症候群=メタボは心臓病や
脳卒中などの重要な病気の原因になります。
メタボは内臓脂肪型肥満に高血糖・高血圧・
脂肪異常症のうち2つ以上の症状が
一度に出ている状態で、
県別メタボの有病率は沖縄県が
全国1位の高率を示しています。
北部地区医師会病院の健診データでも、
男性のメタボと診断された率は30%、
女性では13%と高率でした。
そこで、北部地区医師会病院では
2008年度に受診したメタボでなかった
勤労者2781人を対象に、
12年間にメタボの発生について調査しました。
いろいろな生活習慣のうち、
統計的に有意な関連性を示した項目は、
「朝昼夜の三食以外に間食や甘い飲み物を
摂取している、つまり間食」や、
「人と比較して食べる速度が速い早食い」、
「朝食を抜くことが週3回以上ある=
朝食抜き」などでした。
ある生活習慣があるとメタボ発生率が
何倍になるかを示した指標「ハザード比」は、
朝食抜き、早食い、間食などの生活習慣により
1・19倍から1・26倍に増えることが
明らかになり、
朝食抜き、早食い、間食などの生活習慣改善が
メタボの予防に重要なことが分かりました。