野菜の高値が続く

2022年8月8日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

長雨や日照不足など全国的な天候不順で、
野菜の高値が続いています。
去年から価格が高止まりしている
タマネギに加え、最近はニンジンや
ダイコンの卸売価格も
例年のおよそ2倍に跳ね上がっています。

沖縄協同青果によりますと、
ニンジンとダイコンはこの時期
通常1キロ当たり150円前後で
取引されますが、
今年は250円から300円代で
推移しています。

主な原因は主産地である北海道の
日照不足など天候不順による生育不良で、
出荷量が大幅に減る中、全国的に引き合いが
強まっているためだということで、
「今月末か9月頃には落ち着く」
とみていますが、一部品目では
高値の継続も予想されます。

県外から仕入れるキャベツや白菜などの
葉野菜も小ぶりのものが
高く売られている傾向にあるということです。

買い物中だった30代の女性は
「食べ盛りの子ども3人が夏休みに入り
カレーライスを作ろうと思っていたが、
タマネギとニンジンが高くて手が出ない。
焼きそばに変更した。
物入りな旧盆も近いため早く価格が
落ち着いてほしい」
と願っていました。

沖縄協同青果の担当者は
「今が旬のゴーヤーやオクラ、
ヘチマは順調に出ている。
この機会にぜひ県産野菜を積極的に
食べてほしい」
と呼び掛けました。

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