那覇市字大嶺自治会館が落成

2022年7月13日(水)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

新たな字大嶺自治会館の落成式がこのほど、
開催されました。
旧軍飛行場用地問題の解決を図る
「特定地域特別振興事業」を活用し、
国や県の補助を受けて市が建設したもので、
大嶺自治会が指定管理者となり運営します。

元々の大嶺集落は1943年から翌年にかけて
日本軍によって接収され、
海軍小禄飛行場が建設されました。
戦後は国有地として扱われ、
現在は那覇空港となっています。

大嶺自治会によりますと、
旧大嶺集落の住民の多くは現在の
那覇市宇栄原に移り住み、
新たな大嶺集落を形成しました。
78年には市が国の補助などを受けて
旧自治会館を建設し、
住民の憩いの場となっていました。

新たな字大嶺自治会館はおよそ6億円の
事業費を投じて今年6月に完成しました。
2階建てで敷地面積は1319平方メートル
延べ床面積は985平方メートルで、
およそ300人を収容できるホールや会議室、
婦人会室などを備えています。

落成式で赤嶺良一自治会長は
「待ち望んでいた会館が完成し、
大変喜んでいる。
旧自治会館は毎日にぎわっていた。
新たな会館もコミュニティーの場として
一層充実させていきたい」
とあいさつしました。

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