難民支援へ不要服収集

2022年1月7日(金)放送分

担当は林京子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

カジュアルブランドの「ユニクロ」などを
展開するファーストリテイリングが、
UNHCR=国連難民高等弁務官事務所と共に
取り組む「届けよう、服のチカラプロジェクト」に、
那覇市国場の沖縄尚学高校が参加しました。

不要になった子ども服を集める活動で、
国際文化科学コース1年生が校内と
付属中学の全生徒、教職員らに協力を呼び掛け、
およそ1600着を集めました。
子ども服はUNHCRを通して
難民キャンプなどに届けられます。

国際文化科学コース1年生の米坂碧さんが
SDGs=持続可能な開発目標を考える中で、
学校全体でこのプロジェクトに
取り組みたいと思い、申し込んだということで、
世界の難民の状況などを伝える自作の動画を
各クラスで上映しました。

米坂さんと一緒にクラスメイトが中心となり、
校内の各フロアに箱を設置するなど
協力を呼び掛けました。
豊見城市内の認定こども園の園児らが集めた
子ども服およそ600着の贈呈もありました。

米坂さんは
「プロジェクトを通して
自分たちができることを考える
きっかけになった。
プロジェクト終了後の子ども服を
受け取った子たちの様子をみんなに知らせたい」
と語りました。

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