平和な未来創る 私たちの使命

2021年12月14日(火)放送分

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

1961年12月7日に起きた
川崎アメリカ軍機墜落事故について、
事故現場に近い川崎小学校では今年、
事故を風化させまいと、住民への聞き取りや、
県内外の米軍機事故について調べる
取り組みを行いました。

事故について受け身ではなく
「継承者」として主体邸に取り組もうと
6年生全員が取材班、調査班などに分かれて
調べたものです。

豊浜瑛太さんと伊禮慎(しん)佑(すけ)さんは
「住民への聞き取り後、
今も事故が起こる可能性があると分かった。
そのことを他の人へも伝えていきたい」
と話しました。

佐渡山愛琉(あいる)さんは事故の2年前に起きた
「宮森小アメリカ軍ジェット機墜落事故との報道の差に驚いた」
と話し、
「政府から箝口令もあったと聞いた。
そのことも影響しているみたいだ」
と気がつきました。

そして、学習内容や、
事故から連想する言葉を募り、
つなぎあわせて詩も完成させました。
【幸せな日常に鳴り響く耳をふさぎたくなる悲しみの音】
というアメリカ軍機の騒音を表現した言葉、
【平和な世界を創るのは私たちだ】
という未来への決意などがつづられています。

山田琉(り)心(こ)さんは
「事故の悲しみを盛り込みながら、
それでも前を向いていく内容にできたと思う」
と話しました。

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