前原高生が軽石撤去

2021年11月16日(火)放送分

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

渡嘉敷島でのダイビング、
シュノーケリングなどの体験学習のため、
このほど島を訪れた前原高校
総合スポーツコースの2年生32人らが、
阿波連ビーチに漂着している軽石撤去の
ボランティア活動を行いました。

生徒は1トン余りを広い集め、
地元のダイビング業者などから感謝されました。
撤去作業はマリン体験の合間を縫って3交代で実施され、
引率の福原兼太体育科教諭は
「数十年前から毎年実習で訪れている。
今回は、軽石の被害を受けていると聞き
地元のお役に立ちたいと思い取り組んだ」
と話しました。

生徒らは
「こんなにきれいなビーチに
灰色の軽石が多く漂着して悲しい。
1日でも早い回復を願う」
と撤去作業に汗を流し、
体験学習の受け入れしているダイビング業者は
「先生方はじめ生徒の皆さんの
積極的なボランティア活動に感謝したい」
と話しました。

渡嘉敷島では渡嘉敷漁協所属のマグロ漁船が、
島の南方にあるパヤオで操業中に
大量の軽石の漂流を発見し、
操業を止めて島に引き返したケースや、
那覇と島を結ぶ定期船が一時、
欠航するなどの被害が出ています。

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