譲り受けた制服の申請廃止

2021年7月14日(水)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

豊見城市の豊見城中学校は今年4月から、
家族や知人から譲り受けた制服を
使用する場合に必要だった学校への
使用申請書の提出を廃止しました。

校則は、丈が短くなったスカートなど、
いわゆる「変形・改造制服」を排除する
目的でできたとみられます。
校則で、譲り受けた制服の使用申請書を求める
学校は県内に複数ありますが、
「なぜその改造が認められないのか、
理解してもらうことが必要」として、
申請自体に意味はないと判断しました。

他にも、白い色に限定していた下着の色や、
男女別の制服規定などの校則も見直しました。

また、今年4月に入学した1年生から、
制服やジャージーのネーム刺しゅうも
廃止しました。
ネーム刺しゅうの廃止については、
刺しゅうを外したり縫い直したりするのに
お金がかかるため、
保護者からも好評だということです。

新崎峰子教頭は
「個人情報保護の観点から廃止が決まった。
刺しゅう廃止については、
保護者からも要望を受けていた。
生徒が安心して学校生活を送れる校則が
望ましい」と話しました。

校則については、
県内公立中学校の91%が見直しや
検討を進めています。

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