県産鶏卵 シンガポールへ 日本全体の半数

 方言ニュース   
2021年3月17日 水曜日
きょうの担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

シンガポールと香港で、県産卵を使った料理専門店「たまご園」を展開しているENグループはこのほど、去年、沖縄からシンガポールに輸出した鶏卵が、日本全体のおよそ半数を占めたことを発表しました。
県内からシンガポールに鶏卵を輸出するのはENグループだけです。
沖縄地区税関を通じた去年の鶏卵の輸出量は128トンで、おととしの11トンからおよそ12倍の急拡大となりました。
おととし6月にシンガポールで1号店が開店した「たまご園」の好調な事業展開が輸出増を後押ししており、ピーター・ン社長は「さらなる店舗拡大と、県産卵の輸出拡大を進めたい」と意気込んでいます。  
ENグループが輸出する鶏卵は、琉球飼料と共同で開発したオリジナル卵で、輸出された卵は、シンガポールと香港で合わせて13店舗を展開する「たまご園」で使われます。
店頭での主力メニューの一つは、「究極の卵かけご飯」ですが、卵の生食文化がない現地で卵かけご飯がヒットし、新規出店を続けています。
琉球飼料の當山全隆営業部長は「オリジナル卵の味と新鮮さが現地で受け入れられ、輸出量増加につながっている」
と話しています。
                 

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