伊江村で幼児教育の研修会を実施

方言ニュース12月25日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

伊江村保幼小中連携体制推進協議会はこのほど、県教育庁義務教育課幼児教育班の指導主事と幼児教育アドバイザーらを招き、研修会を実施しました。研修会は協議会の事業の一環で実施されたもので、指導主事らは村立保育所と幼稚園の4カ所を巡回し、環境づくりの大切さなどを助言しました。伊江村教育委員会は去年4月に保幼小中連携体制推進協議会を設置しました。高校がない伊江村の子どもたちは15歳で親元を離れますが、将来、伊江島を背負っていける人材育成をする「15の島建ち」に向けて、村内の保育所・幼稚園・小学校・中学校が連携して事業を推進します。研修を前に協議会は、子どもの主体性を育む保育や教育などについての課題を挙げました。その課題を中心に参観したアドバイザーからは、子供たちが室内で主体的な遊びを育む環境構成などについての指摘や助言がありました。西幼稚園主任の大城郁美教諭は「多くの助言をいただき自信につながった。子どもたちが生まれ育った島を愛し、いつの日か伊江村内で働きたいと思えるように育みたい」と話しました。

再生