花をみて笑顔に

 方言ニュース   2020年9月15日(火)
きょうの担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

南部農林高校生活デザイン科
フラワーデザインコースの3年生7人がこのほど、
豊見城市内の高齢者施設に百日草とトレニアの花を合わせて40鉢贈呈しました。
10人ほどの高齢者が利用するハートフルケアデイサービスでは、10年ほど前から生徒、利用者、地域の人々が
協力し毎年花植えをしていました。
しかし、今年は新型コロナの影響で中止となり、「コロナで暗いニュースが続いている。自分たちに何かできることはないか」と考え、デイサービス側に相談し、今回の贈呈に至りました。

花は生徒が休校明けの5月から栽培を開始し、百日咲く強い花と言われる百日草と、ピンクや赤、黄色の色とりどりのトレニアをプランターに植えました。
生徒を代表して岩元天夢(てんむ)さんは「新型コロナの影響で家族と会えない状況と聞いた。おじいちゃん、おばあちゃんが花を見て笑顔になれるよう心を込めて育てた」
とあいさつし、花を見たデイサービス利用者の100歳の女性は「きれいね。生き生きしている」と喜んでいました。

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