浦添市内の3校で緑の学習会が開かれた

浦添市内の仲西小学校、仲西中学校、それに宮城小学校の3校でこのほど、「緑の学習会」が開かれ植生や地質、在来種の生息実態など独自調査が実施されました。これは、100年先の浦添を見越し、市内に緑を増やそうと、市民団体「うらそえグリーンベルトプロジェクト」が去年6月に発足したことに伴い、その活動の一環として報告を兼ねてそれぞれの学校で行われたものです。このほど行われた「緑の学習会」では、仲西小学校区緑の少年団の団員や宮城小学校の5年生を対象に、座学やフィールドワークを実施しました。また、かつては学校周辺にもドングリの実がなる木が生息していたことなどから木を復活させようと、両校に加えて仲西中学校でもドングリの種まきを行いました。仲西小学校区緑の少年団の中山凱斗(かいと)さんは「植えたドングリが大きな木になるのが楽しみ」笑顔を見せ、母親の栄里子さんは「土や自然に触れることを楽しんでいる」と話しました。
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