湊川中学校1年生、3日間で54キロを歩くリヤカーの旅を終える

港川中学校1年生で、港川学童クラブの玉城くるみさん、兵頭蒼空さん、それに伊藤ゆりあさんは今月1日、3日間で54キロを歩くリヤカーの旅を終え、クラブにゴールしました。港川学童クラブでは小学校卒業記念としてリヤカーを引きながら旅をすることが恒例行事となっており、森川武主任支援員が同行しました。今回は玉城さんの発案で首里城再建への呼び掛けを決め、リヤカーには首里城正殿の絵を描き、手作りした首里城再建への寄付金を呼び掛けるチラシ500枚を配布しながら旅を続けました。初日には首里城の前を通り掛かり、その姿を遠目に見た時には「少しさみしくなったけど、早く復活してほしい」と思いを強くしたということで、道行く人から「頑張ってね」「応援してるよ」と声を掛けてもらうのが何よりの励みになりました。雨風や坂道でつらい時も3人で歌いながら、明るく乗り切りました。小学校生活最後の冒険を終え3人は「大変だったけど、たくさんの声援をもらえたので頑張れた。協力してくれた人たちに感謝したい」と喜び、「コミュニケーションの大切さを学んだ。中学生になってもいろいろなことに挑戦していきたい」胸を張っていました。
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