熱中症に注意!県労働局が注意徹底呼びかけ

方言ニュース  2014年6月4日(水)
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事からお伝えします。

熱中症による労働災害が増加する夏に向け、
沖縄労働局はおととい、
建設業など屋外で働く産業を中心に
熱中症対策の徹底を呼びかけ、
県建設業協会や県労働基準協会など
およそ40団体へ、
具体的な対策例や注意点などをまとめた
資料を郵送しました。

沖縄労働局は対策例に、
作業場で直射日光や照り返しを遮る屋根を設置し、
スポットクーラーや大型扇風機を使うこと、
水分、塩分を補給するため
スポーツドリンクや塩あめなどを用意すること、
作業中、作業者の様子に異常がないか
管理者や監督者が巡視し、
作業者同士で声を掛け合うことなどを示しました。

ちなみに、去年の県内の熱中症による
労災請求は60人で、
5人が4日以上休業しました。
死亡者はいませんでした。

また、去年までの10年間では
熱中症で4日以上休業した死傷者は42人で、
このうち4人が死亡したということです。
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