宮古島のパーントゥなどが無形文化遺産登録へ

方言ニュース10月26日(金)放送分。
今日の担当は糸数正和さんです。
琉球新報ニュースです。

文化庁は今月24日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の補助機関が
「宮古島のパーントゥ」(宮古島市)など8県10件の伝統行事で構成する
「来訪神 仮面・仮装の神々」を無形文化遺産に登録するよう勧告したと発表しました。

来月26日から12月1日までインド洋のモーリシャスで開かれる
ユネスコ政府間委員会で、勧告通り登録が決まる見通しです。

県内からは2010年11月に組踊が単独で
ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
今回の登録が決まれば県内では2例目で、
世界に誇る貴重な無形文化遺産として認められることになります。

来訪神は、正月などに仮面をかぶったり仮装したりした人が
「神」として家々を訪れ、幸福をもたらすとされる行事で、
宮古島市平良島尻と上野野原で行われている「宮古島のパーントゥ」を含め、
10件はいずれも国の重要無形民俗文化財に指定されています。

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