石垣市住民『観光客減らすべき』47%

2018年6月20日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

石垣市が市民を対象に5月に実施した
「石垣島の観光に関する住民意向アンケート」がこのほどまとまり、
市内への観光客数について
「やや減らすべきだ」「減らすべきだ」との回答が
合わせて47・4%と、
「現状維持」の35・1%を上回りました。

去る8日に市内で開かれた
市観光プラットフォーム会議で報告されたもので、
「やや増やすべきだ」「増やすべきだ」は
合わせて17・6%でした。

「観光客増加で困ったこと」の回答では、
「自然環境などへの不安」が70・1%で最も多く、
次いで「普段の買い物が不便」
「交通機関の混雑・渋滞の発生」と続きました。

「市の観光振興施策に必要だと思うもの」との質問への回答では、
「自然環境の保全」、「景観などの魅力向上」
「施設・インフラ等の整備」が上位を占めました。

また、会議ではアンケート結果を基に、
観光、交通の関係者、自然保護団体の代表らによる討論も行われ、
登壇者からは持続可能な観光を目指すために自然環境保全を進めたり、
リピーター減少への危機感から
島の魅力創出に取り組んだりする必要性などが指摘されました。
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