忘れ去られた巨大シーサー、現る

2018年4月20日(金)
担当 糸数昌和先生

中城村南上原の木立の中に埋もれていた一体の巨大シーサーがこのほど、周辺整備によって再び姿を現しました。
シーサーの日の今月3日には、地域の安心や目の前を走る県道29号での事故撲滅などを祈る安全祈願祭が執り行われ、
南上原、北上原両区の境界付近に当たることから両区の住民やアらが参加し、丘の上の雄姿の復活を喜び、
地域をいつまでも見守ってくれるよう祈りを込めました。
シーサーはセメント製で、ペンキで色付けされたおよそ3メートルの大きさで、
25年ほど前、地主の男性が設置しましたが、
しばらくして周囲には木々が生い茂り、木立に覆い隠されて、 忘れ去られていました。
陶芸家で、地域にシーサーを設置する活動をしている
「シーサーで景観をつくる会」の山内事務局長らが思い出し、今年2月ごろ、現場を確認したところ、
色あせることなく残されていることが判明し、周辺を村が整備して、県道からも姿が確認できるようになりました。
祈願祭で、浜田村長は「安全安心のシンボルとしていきたい」と宣言し、
山内事務局長は
「今後、シーサーを大切にしていけば、自分たちを守ってくれるはずだ」と話し、
大切にしていこうと呼び掛けました。
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