しまくとぅば教本発行 北中城村の子供たちの教材に

2018年3月6日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

北中城村の学習複合施設あやかりの杜を運営する
NPO法人「あやのふぁ」と村文化協会しまくとぅば部は
このほど、しまくとぅば教本を発行しました。

教本には北中城の民話などを収録し、
地域に親しみやすい内容となっています。
270冊を発行しており、
村内の小学校や県内の公立図書館に贈るほか、
しまくとぅば部による村内の小学校での指導などに活用します。

村内の子どもたちが学びやすいように、
表紙には損の地域活性化キャラクターの
「北のぺーちん」、「中ゆくりん」
「城まーい」のイラストが掲載されており、
自己紹介の項目では
「私は北中城小の4年生です」など、
地域で使える例文を採用しました。

贈呈式で教本を手渡された村教育委員会の
名幸生涯学習課長は
「子どもたちに大切なしまくとぅばを覚えてほしい。
たくさん勉強してもらいたい」と感謝し、
小学1年の男の子は
「おじいちゃんとしゃべれるようになりたい」
と笑顔を見せました。

あやのふぁの當銘理事長らは
「分かりやすいように工夫した。
しまくとぅばを日常的に使って、慣れ親しむきっかけになれば。
自己紹介くらいはしゃべれるようになってほしい」と期待しました。
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