伊是名村で若者たちがサトウキビ刈り作業の「ボラバイト」

方言ニュース  
2018年2月19日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

製糖シーズン真っただ中となっている
伊是名村内の畑でこのほど、
県外からの若者たちがサトウキビ刈り作業に
一生懸命取り組みました。

若者らはボランティアとアルバイトの
中間的な意味の「ボラバイト」として、
村内の農業法人で、平均でおよそ2週間、
長い人は1カ月以上農作業に
従事しながら生活しています。

キビ刈りの仕事はインターネットの
募集サイトで知ったということで、
10人のメンバーのうち、
3人がリピーターです。

交代で休みの日もあり、
村内のイベントにも積極的に
参加しています。

また、インドネシアからの研修生もおり、
食事時間などは大勢で
楽しく過ごしているようです。

参加して3週間目のメンバーの中で
最年長の(40)歳の男性は
「東京で勤務していたが農業に興味を持ち、
40歳の区切りに遠い場所での農業を体験しに来た。
休みの日はサイクリングなど
満喫している」
と笑顔で話しました。

また、教員を目指す埼玉県の男子大学生は
「小学校に教育実習に行き、給食の残りが
とても多かったのを見て、
子どもたちに食の大切さを伝えられるよう、
農業をやってみたいと思った」
と説明するなど、
皆、伊是名島で充実した人生のひとときを過ごしています。
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