「新聞取りは僕の仕事」 シェパード犬 上原ゴン太くん

方言ニュース 
2017年10月16日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

糸満市阿波根のシェパード犬
「上原ゴン太君」は、毎朝、
自宅の門扉から琉球新報をくわえて
玄関までのおよそ30メートルを駆け抜け、飼い主の上原恵子さんに届けており、
生後3カ月ごろから始めておよそ5年、
雨の日も風の日も、一日も欠かさず
新鮮な情報を配達しています。

生後3カ月ごろ、
ポストに新聞を取りに行くと
ゴン太は「自分で取る」と訴え、
「駄目」と言っても新聞をかむので、
くわえさせました。

新聞はよだれだらけになりましたが、
ゴン太は「自分の仕事」といわんばかりに
くわえていたということで、
新聞をビニール袋に
入れてもらうことにしました。

以来毎朝、「新聞取って来てちょうだい」の
一声で一目散に門扉に走り、
新聞をくわえて戻ってきます。

たまに上原さんが寝坊した時は、
玄関に新聞が置かれています。 
うっかり休刊日を忘れて新聞を請求すると、門扉まで走って
そのまま戻ってくるということで、
「新聞はどうしたの?」と叱りながら
休刊を思い出し、「ごめんね」と
頭をなでて謝るそうです。

言葉があまりに通じるので
「あなたは本当に犬なの?」
と話し掛けることもあり、
立派なボディーガードも務める
大切な家族の一員です。

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