照屋礼くん(9才)県内初のこままわし有段者誕生

方言ニュース  2017年6月30日放送分(金)

今日の担当は、糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。
沖縄県内初となるこま回しの
有段者が誕生しました。
数々の難易度が高い技をクリアして、
日本こままわし普及協会から7段に
認定されたのは、
浦添市立港川小学校4年の照屋礼君です。
照屋君がこま回しを始めたのは
保育園の頃で、
うどん屋のお子さまセットに付いていた
おもちゃのこまがきっかけで、
「できない技ができるようになるのが
楽しい」とめきめき実力を付けました。
師匠はいないものの、
インターネットの動画配信サイト
Youtubeで技を学び、
小学生は6段までの取得となっていますが、
高い技術が認められた照屋君は
暫定で7段となりました。
現在は通っている学童と自宅でこま回しの
修業に励んでおり、
9段の取得に意欲を見せる照屋君は
「9段の技はできるけど、8段の技に
できないものがある」と語り、
「最高位の9段まで頑張りたい」と
意気込みを見せます。
母親の貴子さんは
「たかがこまかもしれないが、
自信が付くなら伸ばしてあげたい。
こまのおかげで友人も増えた」
と目を細め、
父親の響さんは「有段者になれたのは、
息子の練習の成果でもあるが、
お母さんのサポートがあってこそ」
と語りました。

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