月別アーカイブ: 2021年8月

浦添総合病院が外来診療を停止

2021年8月26日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

浦添総合病院は新型コロナウイルスの
陽性患者増加に対応するため、
おとといから一般外来の診療を
停止すると発表しました。

那覇市立病院も、
感染者の受け入れ病床の拡大に伴い、
きのうから原則すべての診療科の
外来診療を当面の間停止します。

浦添総合病院は、
救急外来はコロナおよび
非コロナの重症度が
極めて高い患者の対応に特化し、
予定手術や特殊な検査、処置などは、
急病や進行性の疾病などに
限定した対応を取ります。
新型コロナ感染症に対応するスタッフの確保、
加配のため、一般病床の運用も一部停止します。
対応期間は県内の状況を見て判断します。

那覇市立病院は緊急性のある患者については
受け入れる方針ですが、
救急外来の受診でも、
受け入れできない場合もあります。
きのうホームページで文書を公開し、
かかりつけ医など近隣の医療機関への相談や
受診を呼び掛けました。

那覇市立病院健診センターも30日から
当面の間休診します。

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比嘉昌哉先生「支援が必要な児童生徒の学校生活と家庭生活を支える~スクールソーシ ャルワークの視点から」(後篇)

「万国津梁」とは、「世界の架け橋」を意味する言葉。
沖縄国際大学で日々どのような研究や教育が行われているのかを発信していく番組です。
8月25日の放送は、総合文化学部 人間福祉学科の比嘉 昌哉先生を迎えてお送りしました。
講義タイトルは「支援が必要な児童生徒の学校生活と家庭生活を支える~スクールソーシャルワークの視点から」(後篇)です。

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動物の交通事故防止に昼間もライトを点けて

2021年8月25日(水)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

世界自然遺産に登録され観光客の増加が
予想される沖縄本島北部で、
ヤンバルクイナなど野生動物の交通事故を
減らそうと、
「NPO法人どうぶつたちの病院沖縄」はこのほど、
昼間のライト点灯を呼び掛けるステッカーや
ちらしを県レンタカー協会に寄贈しました。

去年は、ライト点灯を呼び掛けるちらしや
マグネットを国頭村内で
全戸に配布しましたが、
今年は観光客にも伝えようと、
県レンタカー協会に協力を依頼し
車内用ステッカー3000枚、
チラシ2500枚などを贈ったものです。

ライト点灯で動物たちに、
車の存在に気付いてもらうことが目的で、
スピードを落とすなど運転側の意識だけでは
減らしきれない事故を防ぐ方法を模索し、
考案しました。

おととし、NPOは日中のライト点灯の効果を
調べる走行実験を路上で行った結果、
消灯や通常のライト点灯、ハイビーム点灯の順に、
目視できるヤンバルクイナの数が
減る傾向が出たということで、
長嶺隆理事長は
「ライトに気付いてやぶに戻るなど、
道路に出てこなくなった可能性がある」
と話しました。

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伊江島の高校生5人が三線教師免許に合格

2021年8月24日(火)放送分

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

伊江村阿良区の宮里徳宏さんが営む
三線教室に通う高校生5人が、
先月に行われた琉球民謡伝統協会の
第27回民謡コンクールで
教師免許に合格しました。
ほかにも最高賞1人、優秀賞3人、
新人賞を2人が受賞しており、
地域で話題となっています。

5人は伊江中学校を卒業後、
それぞれの高校に進学し、
帰省した際には三線教室に足を運び、
宮里さんから指導を受けました。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による
非常事態宣言を受け、島に帰省できず、
宣言期間中は三線教室も中止となりました。

小禄高校2年の照屋月美さんは
「コロナ禍で先生から習うことができず
不安だったが、寮で1日2時間練習に励み、
1発で合格することができた。
今後は早弾きなどを習い、
将来はエイサーの地謡をしてみたい」
と抱負を語りました。

師匠の宮里さんは
「一度に5人が教師免許に合格したのは初めて。
コロナ過で思うような稽古ができず、
心配していたが、
5人は島を離れても常に練習に励み、
その成果が出せたと思う。
後輩たちにも大きな目標になる」
と頑張りに目を細めました。

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粟国島にハブが定着か

2021年8月23日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

2017年に島内で初めてハブが確認された
粟国村で今年度、ハブが相次いで発見されています。

4月から今月13日時点で24匹が捕獲され、
村内の累計は55匹となり、
ハブ定着の有無を調査、研究している
県衛生環境研究所の寺田考紀主任研究員は
「定着している可能性が高い」
と判断しました。
沖縄本島から運搬船で運ばれる
工事用資材の廃材にハブが紛れ込み、
島内に入った可能性があります。

捕獲場所は茂みが広がる島の北側が多く、
集落がある南側での発見はなく、
けが人や農作物への被害報告はありません。
村は17年以降、島内の北側を中心に
70台の捕獲器を設置し、その後、徐々に増やし
今年は130台を設置しました。

捕獲器の増加に比例してハブの捕獲数も増え、
19年度9匹だった捕獲数は昨年度17匹、
今年度はすでに24匹が捕獲されました。
村は今月から「広報あぐに」でハブの発見数を
掲載して注意喚起しており、
農家など希望する村民には1世帯1本の
ハブ撃退スプレーを無償配布しています。

村の担当者は
「草むらに入る際は軽装を避け、
ハブは夜行性なので夜間も
十分注意してほしい」と呼び掛けています。
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