月別アーカイブ: 2020年1月

株式会社サンダーバード代表取締役翁長由佳さん

翁長さんは1970年生れ那覇市の出身、昨年3月まで沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)で、国内受け入れ課長や企画部長を歴任されました。退職後、起業した会社が「サンダーバード」県内観光の危機にそなえる取り組みを支援する企業、観光業業の危機管理を支援するプロです。
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2020年1月22日 放送分

「万国津梁」とは、「世界の架け橋」を意味する言葉。
沖縄国際大学で日々どのような研究や教育が行われているのかを発信していく番組です。
1月22日の放送は、法学部 地域行政学科の村井 忠康先生を迎えてお送りしました。
講義タイトルは「哲学を学ぶということ」(前篇)です。
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豚熱による県産豚肉の買い控えなし

方言ニュース2020年1月22日(水)
琉球新報の記事から紹介します。

うるま市と沖縄市で豚熱の感染確認が続く中、
両市内で県産豚を扱う店舗などによると
消費者の買い控えは起きていないということです。

豚熱発生を機に、農家らを励まそうと買い物に訪れる客も多く、
店主らは「県民みんなで豚を支えようという気持ちがある」と
うれしそうに語りました。

このうち、うるま市石川にある創業50年の豚肉専門店「石川ししや~」では、
市内での豚熱の感染確認後も客足は途絶えておらず、
共同代表の平良あゆみさんは、
買い物に来た客から声援を受けることもあるということで、
「感染を知って『こんな時こそ』と買いに来てくれる方もいて、
とてもうれしい」とにっこりし、
「感染農家の中には知り合いもいた。
県民みんなで応援したい」と話しました。

うるま市から買い物に訪れた60代の女性は
「県産豚肉が大好き。値上がりは心配だが、
今だからこそ食べたい」と豚肉を手にし、レジに向かいました。

一方で、不安を隠せない精肉店もあり、
県産豚肉を扱う沖縄市住吉の「コザミート」の店主の比嘉哲也さんは
「経験がないことが起きて戸惑っている。 
出荷量が減り値上がりすることが心配だ」と述べ、
取引業者などが県外や国外産の豚に切り替えることへの危機感をあらわにしました。

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作家・下嶋哲郎氏 養豚業再建願う 豚コレラ拡大を受け

2020年1月21日(火)

琉球新報の記事から紹介します。

県内で豚コレラの感染が確認されてからあすで2週間。
沖縄戦後、古里の復興を支援するため
ハワイから豚を運んだことで知られる
県系人らの活動を取材してきた作家の下嶋哲朗さんは
「ウチナーンチュが一丸となり、
並々ならぬ“豚愛”で今回の危機も乗り越えられる」と語り、
早期終息と養豚業の再建を願いました。

「豚小屋に豚がいない」。
戦後に沖縄を訪れたハワイの県系2世の
比嘉太郎さんの一報を受け、
ハワイではすぐに「沖縄救済会」が立ち上がり、
7人の県系人子弟が寄付で集まったおよそ5万ドルで豚を買い付け、
1948年9月、現在の養豚業発展の礎となった豚550頭が
海を渡りました。

ハワイから送られた豚はその後、
品種改良などを重ね順調に増えましたが
86年、豚コレラが21年ぶりに発生し、全島に広がりました。
発生から43日後には県が終息宣言を出しましたが、
下嶋さんは「獣医師らが結束して立ち上がり、
なんとか終息することができたと記憶している」と語りました。

下嶋さんは豚コレラは農家だけでなく全県民の問題だとし、
「豚は沖縄の歴史、伝統、文化そのものだ。
ウチナーンチュの底力を見せ、
一日も早い原因究明と終息を願っている」と述べました。

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桜の琉歌

赤瓦ちょーびんのぐぶりーさびら 
毎週日曜日 午前9時~9時30分 放送中
1月19日放送分
フリーのガイドで
元沖縄観光コンベンションビューローの
歴史文化コーディネーターを務める赤瓦ちょーびんが
独特の語り口で沖縄の歴史、文化、民俗についてご紹介します。
今回は、『桜の琉歌』
を、お送りします。
「沖縄のなーんだ」の、コーナーでは、
『桜の話』を、
お送りします。

赤瓦ちょーびんホームページ始めました。

https://沖縄歴史観光.com
番組同様、歴史 風俗 イベント等 満載です。
赤瓦ちょーびんの 画像も ありますよ。
ちょーびんへの 質問コーナーも
随時 募集中です。
お待ちしています。
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらまで
aka@rokinawa.co.jp
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2020年1月20日 第484回目の放送分です

1月20日 第484回
2010年10月よりスタートして今年で10年目に突入した個々の番組。沖縄は益々ヤマトで元気です。2020年よりは、アルゼンチン3世ながら、100パーセント沖縄の血を継ぐ演歌歌手、大城バネサを新メンバーに迎えて、目指せ紅白を応援するべく「アリーバ!バネサ」の新コーナーもスタート。ぜひお聴き下さい!
オキナワンドリーム
ゲストは、画家のシーサー玉城さんの人生について伺います。
アリーババネサ
バネサが初芝居をテーマにお話します。

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世界遺産の推薦地でウサギ目撃 生態系への懸念広がる

方言ニュース   
2020年1月20日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

世界自然遺産の推薦地である国頭村謝敷で、
11日夜、ウサギ3匹が目撃されました。

やんばるの森には元来ウサギは生息しておらず、
関係者は外来種による生態系への影響に
警鐘を鳴らしています。

沖縄生物教育研究会会員で、生物教員の知花史尚さんが
11日午後10時半ごろ、
国頭村謝敷の県道2号沿いで
ウサギ3匹を目撃し、
写真に収めました。

体毛は灰色と黒で、
体長は20センチ程度だったということです。

知花さんは「ウサギは小柄で若い個体だと思われる。
複数いたことを踏まえると、
繁殖している可能性もあるのではないか」
と話しましました。

また、NPO法人どうぶつたちの病院沖縄の
金城道夫副理事長は「目撃されたウサギが
何を餌としているか判明していないが、
やんばるに生息する貴重な植物を
食べないとは限らない。
早い段階で捕獲するなど対策をとる必
要がある」と指摘しました。

一方、環境省やんばる自然保護官事務所の
小野宏治上席保護官は「やんばるには
元々ウサギは生息していないため、
遺棄された可能性が高い。
行政や鳥獣保護員など関係団体への協力を
呼び掛け、対策の協議を進めている」と語り、
「希少な生物へが生息するやんばるの森への影響も考え、
ペットは遺棄せず最後まで大切にしてほしい」
と訴えました。
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島尻特別支援学校高等部より大学合格者が出る

県立島尻特別支援学校高等部3年生の漢那萌さんが、このほど沖縄国際大学総合文化学部人間福祉学科にAO入試で合格しました。島尻特別支援学校での大学合格は珍しく、「祝合格」の垂れ幕を掲げ、学校全体で喜んでいます。漢那さんは生後8カ月で脳性まひの診断を受け、小学1年生から車いすに乗っていますが、大学進学を志す他校の生徒から刺激を受け、人前が苦手でしたが生徒会長になりました。入試に向けた面接の練習を繰り返した比嘉朝子校長は合格の一報を聞き「よく頑張りました」と涙を流して喜び、担任の照屋純子教諭は「時間がかかっても諦めず、人の何倍も努力してきた。感謝を忘れずに大学生活も頑張って」と激励し、「社会福祉士になったら一緒に仕事をしようね」と声を掛けました。また、母親の美紀さんは「怒られるのが嫌いなので、やることはやる頑張り屋」と語りました。社会福祉士を目指す漢那さんは最近、電動車いすに乗り換え、一人でできることを増やせるように入学準備を進めており、「いろいろな方の力を借りて合格できた。福祉の仕事は自分の経験が生かせる。相談者の不安や悩みに寄り添える人材になりたい」と未来に向けて気持ちを高めています。
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県内の緊急出動件数が過去最多を記録

方言ニュース2020年1月15日(水)
琉球新報の記事から紹介します。

県内のおととしの救急出動件数が前の年に比べて154件増えて
7万8309件となり、前の年に続き過去最多となりました。

これは消防庁の「救急・救助の現況」で分かったもので、
出動件数は増加傾向が続いていて、
10年前の2008年と比べて36%も増えました。

一方、搬送人員は46人減の7万1401人でした。

救急需要の増加により一部の消防では空白時間ができ、
現着が遅れる原因にもなっています。

去年はインフルエンザ患者が流行期の冬場以外の時期に増加したこともあり、
出動数は最多を更新する可能性があります。  

また、出動件数の増加に伴い搬送人員数も増加傾向にあります。

中でも、65歳以上の高齢者の割合が年々上昇しており、
おととしは前の年に比べて1021人増の3万8583人で、
全体の54%を占めました。  

一方、出動数増加の一因に不適正利用の多さもあり、
那覇市消防局などによりますと、「病院が分からない」
「早く受診してもらえる」「無料だから」などの理由で
救急車を呼ぶ事例があるということで、
担当者は「去年は熱中症による搬送などが多かった。
一方で不適正利用も変わらず目立つ。
多くは必要な通報だろうが、軽症も6割を占める。
市民には適正利用をお願いしたい」と話しました。

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