月別アーカイブ: 2019年12月

2019年12月23日 第480回目の放送分です

12月23日 第480回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本大漁編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます。
オキナワンドリーム
ゲストは、泡盛文化祭 主催者のピエール川崎さんの人生について伺います。

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リュウキュウイノシシが姿を見せる

まるで「今年1年お世話になりました」とでも言うように、先月、10月13日の夕方、大宜味村喜如嘉の林道にリュウキュウイノシシがひょっこりと姿を見せました。撮影した村内に住む大山章さん(55)歳は「今年も残り少し。えとの役割を終える前に、一足早く『よいお年を』とあいさつに来てくれたのかもしれない」と笑いました。リュウキュウイノシシはニホンイノシシの亜種とされ、奄美諸島から沖縄本島、石垣島、西表島などの沖縄諸島に生息します。小型で体長が90センチから110センチほどで、主に夜に行動し、木の実や小動物を食べます。リュウキュウイノシシは人を見ると逃げる臆病な性格だということですが、今回、遭遇したリュウキュウイノシシはおよそ5メートルまで近づいても逃げませんでした。大山さんは国頭村内のリゾートホテルで働きながらやんばるのエコガイドも務めていますが、「これまでにも見つけたことがあるが、いつもすぐ逃げてしまう。今回のイノシシはカメラ目線までくれて、まるで本当にあいさつしてくれているようだった」と笑顔で話しました。
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泡盛の仕次ぎ経験者、およそ1割

方言ニュース2019年12月18日(水)
琉球新報の記事から紹介します。

泡盛を継ぎ足しながら古酒に育てる貯蔵手法「仕次ぎ」について、
沖縄国税事務所はこのほど、
泡盛ファンら3千人を対象に実施した実態調査の結果を発表しました。

それによりますと、仕次ぎについて
「知らない」と答えた人が46・2%と半数近くを占め、
「意味が分かる」は38・2%、
「言葉は知っているが意味が分からない」は15・6%でした。

また、仕次ぎを「現在している」と回答した人は6・5%の192人、
「過去にしていた」と答えた人も3・8%の112人おり、
仕次ぎ経験者が1割を超えました。

泡盛の愛好家が多く、数字としてもやや高めの結果が出ていると考えられます。

31・3%が「自宅にかめがある」と答え、30個所有している人もいました。

一方、「かめを持っているが仕次ぎをしていない」と答えた人のうち
「方法が分からない」が33・7%、「手間がかかる」が23・1%でした。

沖縄国税事務所間税課の相澤常滋主任鑑定官は
「仕次ぎは一定程度根付いているが、今後も地域の文化として継承していくには、
さらに仕次ぎする人を増やしていく必要がある。
幅広く普及して知名度を得られれば、泡盛の大きな魅力になる」と話しました。

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兼本 敏先生「語学(中国語と日本語)の学びを通して得るもの」(後篇)

「万国津梁」とは、「世界の架け橋」を意味する言葉。
沖縄国際大学で日々どのような研究や教育が行われているのかを発信していく番組です。
12月18日の放送は、総合文化学部 日本文化学科の兼本 敏(さとし)先生を迎えてお送りしました。
講義タイトルは「語学(中国語と日本語)の学びを通して得るもの」(後篇)です。
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与那国・トゥグル浜遺跡の移動展開催

2019年12月17日(火)

琉球新報の紙面からお伝えします。

DiDi与那国交流館で、県立埋蔵文化財センターの
「移動展 与那国島の遺跡展トゥグル浜遺跡」が開催され
見学した児童は、遺跡からの出土品に驚き
職員の遺跡の説明に耳を傾け
「もっといろいろな物も見たい」と
声を上げ、学びを深めていました。

トゥグル浜遺跡は祖納地区の西方
トゥグル浜と呼ばれる小さな砂浜に面した場所で
与那国空港の拡張工事計画に伴い確認され、
1983年度に緊急発掘調査が実施されました。

今回は、与那国で初の石器時代の遺跡である
トゥグル浜遺跡から出土した石製ドリルや
シャコガイ製貝斧(かいふ)
有孔サメ歯製品などを展示しました。

遺物の公開は、郷土の歴史や文化に
親しみを感じてもらうと同時に
与那国島に限らず、
八重山地域の文化財の保存活用や
歴史研究の機運の高まりを目指しています。

授業の一環で見学した久部良小学校の
小島陽太さん(5年生)は
「ただの石かと思っていたら、
サメの歯とか動物の骨とかがあって少し驚いた」と話し
川田大智さん(4年生)は、
「見たこともないものがあったのでびっくりした」
と話していました。

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2019年12月16日 第479回目の放送分です

12月16日 第479回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本大漁編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます。
オキナワンドリーム
ゲストは、沖縄ファンクラブ会長の大澤 真さんの人生について伺います。

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沖縄デジタルアーカイブ協議会会長 真喜屋力さんと事務局長の仲間公彦さん

真喜屋さんは、1966年那覇生まれ。1992年映画パイナップルツアーズで映画監督デビュー。1994年東京のミニシアター、ボックス中野の立ち上げスタッフとして上京。2004年には台湾に渡りテレビアニメ番組の監督を務めます。2005年に桜坂劇場の立ち上げでプログラムディレクターに就任する。2005年からフリーとなって巷に眠る8ミリフィルムの収集、保存などを行う沖縄デジタルアーカイブ研究所をスタート、2018年に県内のデジタルアーカイブ関係者を集めて沖縄デジタルアーカイブ協議会を立ち上げ初代会長を務める。
事務局の仲間さんは1976年那覇市首里生まれ。桜坂劇場での映画ワークショップをきっかけに映画の世界に入る。2016年より沖縄デジタルアーカイブ研究所のディレクターとして活動しています。沖縄デジタルアーカイブ協議会では事務局長を務めています。

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ネコのふんから絶滅危惧種の骨見つかる

方言ニュース  
2019年12月16日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

琉球大理学部動物生態学研究室、
NPOどうぶつたちの病院沖縄、
それに国立環境研究所はこのほど、
国頭村北部の森林で採取した
イエネコのふんの中から、
絶滅危惧種のオキナワトゲネズミの骨や
爪などが高頻度で確認されたと発表しました。

道路で採取した全てのふんの61・6%、
中でも重点調査区間である西銘岳で
採取したふんでは71・4%から
オキナワトゲネズミが確認され、
調査チームは
「イエネコがオキナワトゲネズミに
大きな捕食圧をかけていることを
示唆している」
と警鐘を鳴らしています。

他にも琉球列島固有種のケナガネズミも16・7%、
ヤンバルクイナも2・8%確認されました。

一つのふんからオキナワトゲネズミ、
ケナガネズミ、
ヤンバルクイナの希少動物3種が確認された
事例もありました。

どうぶつたちの病院の長嶺隆理事長は
「対策はやんばるの森からネコの捕獲を
徹底することと、ネコの適正飼育だ。
ネコを適正に飼育するには室内飼育しかない」
と話した上で、
やんばるの森に飼い犬や飼い猫を
捨てないよう訴えました。
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オープニングトーク『今年やり残したこと。みーかー今年はシンガポールに行ってみたかったって。』

12月15日放送分

ゲスト
「au沖縄セルラーから姉崎さん」
※紹介した情報は放送日時点のものです。

きしゅへんロックンロール第247回
「スマホ・アプリの活用方法教えて」

給食係
「沖縄県内のおいしいお店を紹介」

掲示係
「街で見かけたおもしろ看板や、地域の話題」

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西原中学校の生徒らによる自己肯定感向上のための取り組み

「西原中学校の生徒らによる自己肯定感向上のための取り組み」

方言ニュース12月13日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

西原中学校の1年1組33人が主体となった取り組みで、生徒の自己肯定感向上と「人の喜びを自分の喜びに出来る学級」のスローガンを基に始まった「ハッピーカード」が千枚を達成し、生徒らが喜びに沸いています。取り組みは校内で広がっており、生徒や教師が感謝の気持ちを伝え合うツールとなっています。ハッピーカードは、生徒同士や生徒と教師で感謝したいことを紙に記し、教室のボードに掲示します。「内容は「ペンを貸してくれて」「一緒に合唱の練習をしてくれて」「問題の解き方を教えてくれて」など、さまざまな「ありがとう」であふれ、掲示後のカードは宛先の生徒に渡されます。「生徒が積極的で、ボードがあっという間に埋まるんですよ」と笑う永井亮太教諭は、「認める、認められるということは社会で大切。 自分の気持ちを言葉にして伝えるのが苦手な子も多かったが上手になってきた」と話します。また、伊藤琉花さんはカードについて「自分がさりげなくしていることに感謝してもらえるとうれしい。カードを書くために周りの人に目を向けるようになり、優しさや思いやりに気づけるようになった」と笑顔で話しました。

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