月別アーカイブ: 2019年10月

沖縄の平和な未来を語り合おう! 美里中・演劇「うむい」

2019年10月22日(火)

琉球新報の記事から紹介します。

第19回全国中学校総合文化祭に出場した
沖縄市立美里中学校の生徒がこのほど、
沖縄市民会館大ホールで開かれた校内音楽発表会で、
沖縄戦や名護市辺野古の埋め立て問題などを提起する
演劇「うむい」を在校生と保護者らに披露しました。

劇は、現代の沖縄で辺野古の海に生息するサンゴが
少年と出会う場面から始まり、
戦前や戦時の沖縄をタイムトリップしながら、
沖縄の抱える問題に向き合っていく物語で、
3年生の有志11人が出演や照明を担い、
コミカルな演技やダンスを織り交ぜながら、
戦前から現代までの沖縄の人々の暮らしを描きました。

サンゴ役を熱演した女子生徒は
「サンゴも人間も物言わぬ少年少女になってはいけない。
未来を語り合うことから逃げないで」と訴え、
リーダーの男子生徒は
「平和ぼけしている同世代に
戦争を忘れてはいけないこと、
今の問題を語り合うことを伝えられた」と語りました。

また、演劇を鑑賞した女子生徒は
「友人や家族とのつながりを大切にしようと思った。
同級生が舞台に立っている姿が誇らしい」と話しました。

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2018年度 県ベスト育児制度賞が決定

方言ニュース  
2019年10月21日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

子育て世代が受けられる制度などをまとめた
サイト「育児助成金白書=イクハク」を
運営する日本子育て制度機構はこのほど、
宜野湾市と沖縄国際大学のボランティアサークルによる「ひとり親家庭子どもの生活・学習支援事業」を
2018年度県ベスト育児制度賞に選びました。
  
県内からの受賞は初めてで、
SDGs4番目の目標
「質の高い教育をみんなに」にも
通じるものです。

全国で33都府県の団体が受賞しました。

事業は国と県の補助事業を活用し、
宜野湾市が大学に声を掛け
2014年度から始まり、
現在、ひとり親家庭などの中学生23人が
大学と新城児童センターで週に2回、
午後6時から2時間、
大学生による学習支援を受けているもので、
日本子育て制度機構は
「子どもにとって年の近い学生が
相談相手となり得る」と評価しました。

大学3年生でサークル
「Teen support room 
沖種」の伊集くりあ部長は
「中学生の成長を見るとやりがいを感じる。
今後も頑張りたい」と意気込み、
松川正則市長は
「中学生は身近な大学生から刺激を受け、
これからの人生の大きな糧になる」
と述べました。

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2019年10月21日 第471回目の放送分です

10月21日 第471回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本大漁編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます。
オキナワンドリーム
ゲストは、チョークアーティストの金城まみさんの人生について伺います。

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オープニングトーク『信ちゃん整形外科で「元気ね~?」と声かけられる。元気じゃないから来てる!(笑)』

10月20日放送分

ゲスト
「沖縄製粉から上間さんと當山さん」
※紹介した情報は放送日時点のものです。

きしゅへんロックンロール第239回
「スマホ・アプリの活用方法教えて」

給食係
「沖縄県内のおいしいお店を紹介」

掲示係
「街で見かけたおもしろ看板や、地域の話題」

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那覇市長 城間幹子さん

城間さんは
1951年、沖縄県島尻郡伊是名村生まれ。那覇市立松川小、真和志中学校、那覇高校を経て、宮城教育大学へ進学、本土での教員生活を経て沖縄に戻り、2009年まで36年間の学校教員を務めます。
その間に香港の日本人学校長も務められました。亡くなられた翁長知事とは高校の同級生とのこと。
その後は那覇市教育長を経て2014年から那覇市副市長、そして同年の市長選において那覇市長に初当選されます。
現在は二期目をお務めです。今回は、プライベートな話から那覇市政までじっくりは話してもらいます。

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学校に行かないという選択肢

学校に行かないことを選択し、小中高校に通わず大学へ行った
星山海琳さんと母親のよっぴーさんこと吉田晃子さんによる新刊
「不登校になって伸びた7つの能力」の出版記念トークイベントがこのほど、
豊見城市内で開かれ、親子連れなど45人が参加し、
よっぴーさん、まりんさんの体験を聞き、
学校へ行かないという選択肢について考えました。

「子どもは生まれたときに100の能力がある天才」と語るよっぴーさんは、
まりんさんの成長を「ドラマを見るような感覚。次はどんなことをするんだろう」と、
能力を奪わないように見守りました。

家では絵を描いたり本を読んだりして過ごしていたまりんさんは、
17歳の時に大学進学を決意し、2か月半の勉強で高卒認定試験に合格、
入試にも受かり、現役で大学に進学しました。

祖父母などから「学校へ行きなさい」と言われていたということですが、
よっぴーさんは
「考え方を否定してもおかしい。行くのも行かないのも正解で、対立じゃない。
まりんさんが世間は学校へ行くのがオーソドックスだと知るチャンスでもあった」
と受け止め、「いろんな人がいる中で、自分がどうしたいのか、
どうするのかを教えるのが親の役割」と話しました。

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前堂 志乃先生「心理学を学ぶということ」(前篇)

「万国津梁」とは、「世界の架け橋」を意味する言葉。
沖縄国際大学で日々どのような研究や教育が行われているのかを発信していく番組です。
10月16日の放送では、総合文化学部 人間福祉学科の前堂 志乃先生を迎えてお送りしました。
講義タイトルは「心理学を学ぶということ」(前篇)です。
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砂川政秀さんと当銘由亮

琉球芸実実演家の砂川政秀さんは1990年生まれの那覇市出身。当銘由亮さんは1967年生まれん沖縄市出身。
お二人は、10月16日(水)に座・高円寺2で上演される極上の琉球芸能×爆笑コメディー『五月九月(ぐんぐぁちくんぐぁち)』に出演します。
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ツマジロクサヨトウ、被害7市町村へ広がる

方言ニュース  2019年10月16日(水)
琉球新報の記事から紹介します。

トウモロコシやサトウキビなどに被害を与える
外来のガの害虫「ツマジロクサヨトウ」の幼虫が、
西原町と中城村のスイートコーン畑で見つかりました。

被害確認は県内で7市町村となり、広がりを見せています。

5日に西原町で発見され、
県病害虫防除技術センターで近隣の市町村の畑を巡回したところ、
8日に中城村のスイートコーン畑でも発見されました。

食用スイートコーン畑で被害が確認されたのは初めてです。

ツマジロクサヨトウは7月に恩納村の飼料用トウモロコシ畑で、
県内で初めて確認されました。

その後、多良間村、八重瀬町、宮古島市でも確認され、
8月には石垣市のサトウキビ畑でも被害が確認されました。

ツマジロクサヨトウはもともと北南米に生息しており、
去年にインドで確認されて以来、急速にアジアに広がっています。

日本では今年7月に初めて発見され、
中国や台湾でも同じ時期に発見されました。

情報が不足しており、日本で冬を越すかは不明だということですが、
県病害虫防除技術センター予察防除班の河村太研究主幹は
「世界的な温暖化が影響している可能性もある」と指摘しています。

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沖縄県民を救った県系2世 比嘉太郎の生涯を学ぶ

2019年10月15日(火)

琉球新報の記事から紹介します。

ハワイ生まれの県系2世で
幼少期を北中城村島袋で過ごし、
沖縄戦ではアメリカ兵として
ガマに隠れる住民を救出した
比嘉太郎をテーマにしたシンポジウムが
このほど、北中城村中央公民館で開かれ、
およそ250人の来場者が
比嘉太郎の生涯について学びました。

第一部では琉球新報で
「新・太郎物語」を連載している
下嶋哲郎さんが講演し、
この中で下嶋さんは、
比嘉が第2次世界大戦中にイタリア戦線に送られ、
民間人の惨状を目の当たりにしたことが、
豚550頭を贈るまでの
沖縄救援活動につながったと説明しました。

また、沖縄戦ではガマに入り、ウチナーグチで
「安心して出てきてください」と声を掛けたということで、
その結果、多くの人命が救われたと話し、
下嶋さんは、比嘉について、
「9歳のころに決めた
『人のために尽くす人間になるという』
自分との約束を守り抜いた人だった」
と締めくくりました。

第二部では、
国立国語研究所の朝日祥之准教授が資料を用いて
比嘉太郎に関して講演しました。

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