月別アーカイブ: 2019年7月

和牛専門店でかき氷を! 難病の子支援チャリティー

2019年7月16日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の紙面からお伝えします。

平安座島の和牛専門店「肉や食堂 inへんざ」で
難病の子を支援するチャリティーかき氷が
人気となっています。

オーナーの南さん家族は大阪に住んでいましたが、
亡き夫の夢だった沖縄へ移住し、
2018年10月にお店を開きました。
しかし開店直前に大型の台風によって4日間停電し、
仕入れていた肉を全て廃棄しなければならなくなりました。

この被害を聞きつけた
平安座自治会の五嶋会長や友人たちが
電話やSNSなどで来客を呼び掛けると、
周辺地域から大勢の客が訪れ、
連日満席の大盛況となりました。

そんな「肉や食堂 in へんざ」では
かき氷も販売しています。
それがミルク味の氷にマンゴーと
マンゴーソースをトッピングした
「沖縄アイスかき氷(480円)」。
これは南さんの次男で
難病の一誠さん(18歳)を小学5年生の頃、
ディズニーランド旅行に招待してくれた
公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢」を
支援するためです。

南さんはこの法人を支援するため
「沖縄アイスかき氷」を委託販売して、
その売上を全額寄付しています。
A5クラスの国産牛を
リーズナブルな価格で提供する人気店舗ですが、
南さんは「かき氷をぜひ食べてほしい」と
呼び掛けています。

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一級建築士の仲本昌司さん

仲本さんは1979年生れ、那覇高校から京都造形芸術大学に進学、卒業後は、王立英国建築家協会名誉フェロー建築家の高崎正治氏に師事します。
2008 年沖縄に戻り設計事務所アトリエ・門口での勤務を経て2017年に独立、㈱ADeR(アデル)を設立します。社名には亜熱帯のという意味です。
沖縄の環境に適した建築とはどんなことか!?仲本さんのメインテーマのようです。
そんな仲本さんが台湾のマンション設計にも関わり始めているとのこと、台湾?、さてどのようなことなのか?
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2019年7月15日 第457回目の放送分です

7月15日 第457回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本大漁編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます。
オキナワンドリーム
ゲストは、東京音楽大学教授(元NHK交響楽団首席トランペット奏者)の津堅直弘 さんの人生について伺います。
ヤマトde沖縄酒場
横浜野毛 玉ちゃん亭 を紹介

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沖縄平和祈念堂 財政悪化で寄付呼びかけ

方言ニュース  
2019年7月15日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

糸満市の沖縄平和祈念堂の管理運営などを担う
公益財団法人沖縄協会は、
近年財政状況が悪化していることから
寄付の呼び掛けに力を入れています。

9日は、在京沖縄関係者の異業種交流の
「三日会」の重田会長が協会の現状を知り、
会と会長個人の分を合わせて10万円の寄付金を
新垣専務理事に手渡しました。

新垣専務理事によりますと、
協会の運営は祈念堂の入館料や
募金箱の寄付、資産の運用益でまかなっており、
修学旅行生を中心とした入館料が大きな収入源ですが、
昨年度に初めて入館者数が7万人を割り、
厳しい状況が続いています。

数年後には祈念堂の防水工事を予定し、
およそ1億円が必要と見込んでおり、
寄付金への税制優遇措置などを通して、
一層の呼び掛けに力を入れていきます。

三月会の重田会長は
「年々資金面が逼迫し、
このままでは運用も難しくなるのではないか。
寄付を続々寄せるようになってほしい」
と寄付活動の広がりに期待しました。

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首里久場川町の宮城さん(5)、医療用のウィッグのために毛髪を寄付

方言ニュース7月12日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

那覇市首里久場川町の宮城凜羽ちゃん(5)歳がこのほど、
生まれて初めて髪の毛を切りました。長さ30センチ超える毛髪は、
小児がん患者などへの医療用ウィッグの
材料として大阪市のNPO法人に寄付し、凜羽ちゃんは
「病気の子がおしゃれできるようになればうれしい」とほほ笑んでいました。

母親のみゆきさんがおよそ3年前、
看護師として特別支援学校で働いていた時、
病気で髪が抜けてしまった子どもたちに出会い、
医療用ウィッグのために毛髪を寄付する「ヘアドネーション」の存在を知り、
凜羽ちゃんに相談したのが寄付のきっかけです。

長い髪はおしゃれ好きの凜羽ちゃんの自慢でしたが、
病気でおしゃれをできない子どもがたくさんいると聞き、寄付を決めました。
毎晩、髪を洗って乾かすのにおよそ1時間かかり、
朝も髪をセットするのは大変でしたが、
親子にとっては貴重なコミュニケーションの時間でした。

このほど、家族で那覇市首里汀良町の美容室を訪れ、
みゆきさんは「少し寂しい」と涙しましたが、
凜羽ちゃんは「短い髪もかわいい」とご満悦な様子で、
「魔法の髪の毛で、かわいくなってね」と
ウィッグを心待ちにする子どもにメッセージを送りました。

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語学を生かして「消防通訳官」活躍!

2019年7月11日(木)
担当 上地和夫先生

琉球新報の記事から紹介します。
語学を生かして救助を行う「消防通訳官」が活動の場を広げています。
消防通訳官は、近年増加の一途をたどる外国人観光客によるレンタカーの事故などでの救急搬送に対応しようと、
東部消防組合消防本部が県内で初めて取り組んだもので、
活動は去年から始まり、現在は10人の署員が英語や中国語を生かして救助に当たっています。
現場では一目で消防通訳官だと分かるように「English」「中文」と書かれた黄色いベストを着用し、
今では電話での通訳も担当するなど、語学を生かした救助の輪が広がっています。

中国語を使って救助を担当する金城綾香さんと浦崎直力(なおちか)さんは、
2018年4月に南風原町で起こった台湾人観光客5人が乗ったレンタカーとトラックとの接触事故の現場に出動しました。
傷病者のけがの確認のほか、台湾人観光客とトラック運転手や
レンタカー会社とのやりとりの間にも入って通訳しました。
金城さんは「言葉や文化が違うと、事故の当事者のどちらもパニックになってしまうけど、
言葉が通じると安心してもらえる。まずは安心してもらうことが救助の第一歩だと思う」と話しました。
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モズク生産減でキロ単価増

2019年7月10日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

今年、2019年の県産モズクが不作で、
生産量は去年よりおよそ6千トン減少して
1万5千トン前後になる見込みです。

高水温や日照不足など気象や海洋条件に
恵まれなかったことが原因と見られます。

今期のモズク養殖は「早摘み」にあたる
前期の3月に収穫が伸びませんでした。

県水産海洋技術センターによりますと、
モズクの生育期である11月から
12月の海水温が去年に比べて2度から4度高い26度で、
日によっては28度まで上昇しました。

モズク生育の適正温度は25度以下のため、
高水温が原因で生育不良につながったと考えられます。

一方、県内最大のモズク産地の勝連漁業協同組合は、
不作の影響でもずくのキロ単価を
去年より100円高い300円としました。

上原組合長は「生産者として単価が
150円以上あればいいが、
これほど高くなると小売価格に影響する。
スーパーで値段が高いと消費者は購入しない。
モズクは大衆向けなので高級品になってはだめだ」と懸念します。

県水産海洋技術センター海洋資源・養殖班の近藤研究主幹は
「高水温でも生育が不安定にならないような
モズクの株を作る必要がある。
天然海域から優良株を探して、
養殖業者に提供できるような株を作っていきたい」と話しました。
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2019年7月10日 放送分

「万国津梁」とは、「世界の架け橋」を意味する言葉。
沖縄国際大学で日々どのような研究や教育が行われているのかを発信していく番組です。
7月10日の放送では、経済学部 地域環境政策学科の前泊 博盛先生を迎えてお送りしました。
講義タイトルは「『沖縄経済』は、いま~課題と展望~」(前篇)です。
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うるま市天願区の歴史まとめ24年 遂に完成

2019年7月9日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の紙面からお伝えします。

うるま市天願区の歴史や文化、
習俗などをまとめた「天願字誌」が
5月下旬に完成しました。

編集作業に本格的に取り組んでから
完成まで24年。
字誌偏執委員会の名護委員長は
「悪戦苦闘した末にようやく出来上がった。
ほっとしている」と喜びを語りました。

天願区は具志川地域の中でも歴史が古く、
文化や芸能が育った場所ということで
自治会の照屋会長は
「区外の人でも天願区にゆかりがあれば
ぜひ手に取ってほしい」と
購入を呼び掛けました。

初版500部を発行した「天願字誌」は
全624ページ。
一冊千円で購入できるということです。

詳しいお問い合わせは天願自治会まで。
電話番号は098-972-3573となっています。

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