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矯正の話。
お久しぶりね
ナチブサー(泣き虫)
BALL DONUT PARK ①
ブラジルの県系人向けに香炉の灰を保管する取り組みが始まる
方言ニュース
2月25日 放送分
今日の担当は 上地和夫さんです。
ブラジルの県系人向けに香炉の灰を保管する取り組みが始まる
琉球新報のニュースから
ブラジルの県系人が、将来の子孫にも自らのルーツを確認できるように
仏壇に使う香炉の灰をいつでも使えるよう保管する取り組みが今月中に始まります。
サンパウロ郊外のブラジル沖縄文化センター施設内で灰を一括保管するもので、
センターのシンジ・ヨナミネ元会長が呼びかけています。
希望者は灰を直径2センチから3センチ、長さおよそ5センチの小瓶に入れて名前を彫り、
棚の穴に差し込んで収容します。およそ3300の瓶が用意され、
埋まれば随時追加していきます。県系人が世代を重ねることによる非県系人との結婚や
宗教観の変化によって仏壇の維持が難しくなり悩んでいる家庭も増えてきている
ということで、香炉の灰が残っていればまた仏壇を持った時でも灰を継ぎ足して、
脈々と続く各家の信仰を再開させることができます。
センターを訪れた人が誰でも線香を上げられるようにと各家の灰が一カ所に集められた
直径およそ30センチも香炉も用意する予定です。
ヨナミネさんは
「時代が変わろうと最後に人が求めるのは自分のルーツだ。
県系人以外との結婚が進み、顔だけでは誰がウチナーンチュか分からなくなっても
沖縄の名字は残り続ける。ルーツの確認ができる。」と話しました。
十文字屋呉服店 ③
断れない
袋とじ
旧川崎会館が単身者向けアパートへ
2016年2月24日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
川崎沖縄県人会は神奈川県川崎市に所有してい
た旧沖縄青少年川崎会館を建て替え、
単身者向けマンション「オリオンスター」を完成させました。
鉄骨づくり3階建てで、部屋数は23室、
総事業費は2億4500万円です。
県人会関係者には敷金・礼金を無償にするなど優遇します。
また、収益を活用して、
県出身者を対象にした奨学金創設も検討しており、
県出身者が就職などの足掛かりにした会館は、
生まれ変わって沖縄の若者支援に生かせそうです。
旧青少年会館は1963年、
沖縄から就職活動や進学で上京した若者が
一時的に滞在する施設として建てられ、
協同炊事場や食堂があり賄い付きで、
首都圏に拠点のない県出身者に重宝がられました。
しかし、施設の老朽化や設備不足などで年々入居者が減り、
近年は維持費がかさんで赤字が続いたことから、
県人会は敷地を所有する川崎市から敷地を購入し、
一時宿泊所ではなく、一般のアパートとして活用することにしました。
県人会の比嘉会長は
「家賃収入が県人会の安定財源につながる。
建設費の返済以外に生じた収益は会員旅行の援助などに充てるほか、
県出身者への奨学金ができないか相談している」と話しています。