新唄大賞グランプリに石嶺愛莉さん

方言ニュース
2017年3月5日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

新唄大賞の第28回公開審査会が、きのう、
沖縄市ミュージックタウン音市場で開かれ、
訪れたおよそ400人の観客を魅了しました。

新唄大賞は、沖縄民謡の発展と継承を目的に
ラジオ沖縄が毎年開催しているもので、
今年は、およそ30作品の応募の中から
14作品が本選に出場しました。

審査の結果、「目笑美らさ」を
歌った20歳の石嶺愛莉さんが、
グランプリを受賞しました。

県立芸術大学で沖縄古典芸能を学んでいる
石嶺さんは「なんとも言えない気持ち、
先生にこの曲を頂いて何度も練習を積み、
この大会にかけてきました」と
うれしさに言葉を詰まらせていました。

「目笑(みわれ)美(じゅ)らさ」を
作詞・作曲した大城(おおしろ)貴(たか)幸(ゆき)さんは、
3度目の大賞受賞となります。

さらに、歌唱賞を
「泡盛音頭」を歌った照喜名(てるきな)竹(たけ)美(み)が
受賞するなど、各賞の受賞者が決まりました。

ラジオ沖縄では、
新唄大賞公開審査会模様を、
今月12日日曜日、夜7時から
2時間に渡って放送します。

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