十六日祭 先祖を供養

方言ニュース  
2017年2月13日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

きのう12日は旧暦1月16日にあたり、
後生の正月とされる「十六日祭」が、
特に盛んな宮古や八重山地方を含めて
県内各地で行われ、
仏壇や墓前にごちそうを供え、
先祖を供養する姿が見られました。

このうち、那覇市西の三重城では、
多くの家族連れがごちそうの入った重箱を広げ、
出身地の離島の方角に
感謝の祈りをささげていましたが、
4歳の孫娘を含む家族6人で来ていた
那覇市の(66)歳の男性は
「これからも家族を
見守ってくださいという気持ちで
毎年訪れている」と話していました。

また、浦添市の70代の夫婦は
出身の宮古島の方角に向かい、
手を合わせ、
夫は「先祖に気持ちが届くよう、
夫婦2人で仲良くしている」
と笑顔で話し、
妻は宮古島の言葉のミャークフツで
「先祖のおかげで私たちがいる。
家族仲良くしているので
安心してください」と語り掛けていました。
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