病理の仕事をもっと知って ドラマダンスに合わせPR

2017年2月7日(火)

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

昨年末に放送されたテレビドラマ
「逃げるは恥だが役に立つ」のテーマ曲の「恋」に合わせ、
琉球大学大学院医学研究科 腫瘍病理学講座の医師らが踊る
「病理は地味だが役に立つ」が
インターネット上で話題になっています。

動画は医師の玉城智子さんが企画し、
講座の新年のあいさつを兼ねて制作したもので、
腫瘍病理学講座の医師や教授、学生20人が参加し、
実際に使用している顕微鏡などを前に
仕事場で撮影しました。
これまでに12万回以上再生されています。

映像編集やロゴマークを作成した医師の仲地里織さんは
「できるだけ本物に似るようにした」と振り返り、
玉城さんは
「医師や医学部以外の人にも広まり、
こんなに多く再生されるとは思っていなかった」
と驚いた様子で語りました。

病理医は患者の体からの組織や腫瘍の細胞などを
顕微鏡で観察し、
病気の種類や性質などを最終診断する
重要な役割を担っていますが、
全国的に病理医不足も課題だということで、
講座の吉見直己教授は
「病理医が増えることで早く診断でき、
患者さんの早期治療にもつながる。
今回の動画が病理医のことを
知ってもらうきっかけになってほしい」
と語っています。

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