県勢力士の出世頭の1人、木崎が十両昇進に向けて抱負を語る。

「県勢力士の出世頭の1人、木崎が十両昇進に向けて抱負を語る。」
方言ニュース12月15日(木)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

大相撲名古屋場所の序二段優勝、秋場所の三段目優勝の躍進で、
県勢力士の出世頭の1人として期待が掛かる幕下の木崎が、
大相撲沖縄巡業に参加するためこのほど、沖縄に戻り、
「来年の沖縄巡業までには関取になる。沖縄の相撲も活気づけたい」と、
十両昇進に向けて抱負を語りました。

小学校の頃から、叔父が監督を務めていた中部農林高校に通い、
高校生らとしこやてっぽう、腕立てに汗を流しました。
そして、「自らを厳しい場所に置くため」に、名門・鳥取城北高校へ進学し、親元を離れ、
自分で家事をしながら相撲に打ち込む仲間たちの相撲と向き合う姿勢に触発され、
輝かしい実績を残しました。
その後、日大でも着実に成績を残し、卒業後は就職の道を選ぼうとしていた時、
「プロで通用する選手に育てたい」と誘われ、
「死ぬほど悩んだ」結果、「チームではなく自分のために相撲をしよう」と、
今年初めに木瀬部屋入りを決めました。

木崎は幕内入りを目指すため
「体の大きさだけでは勝てない。力とスピードを磨いていく」と、
強い覚悟を見せ、沖縄からプロを目指す後輩が育つことも期待し、
「負けても諦めず、すぐに立ち上がる精神面のしつこさを身につけてほしい」と、
後輩らにエールを送りました。

再生