介護に頼らない体目指し、高齢者らが交流

2016年11月30日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

介護に頼らない体づくりを目指す活動の普及を図ろうと、
第1回「いきいき百歳体操」交流大会が
このほど、石垣市健康福祉センターで開かれ、
市内のお年寄りらおよそ270人が参加し、
県外の先進地の取り組みなどを学び、
全員そろっての体操を楽しみました。

いきいき百歳体操は介護予防を目的に、
0から2・2キロまで10段階に
負荷を増やすことができる重りを手首と足首に付け、
筋力とバランス能力を高める運動として開発されたもので、
お年寄りが続けられる体操として全国に広まっており、
市内では現在、14カ所で
地域のお年寄りおよそ500人が活動しています。

交流大会では、先進地の高知市高齢者支援課の取り組みや
体操の効果などの講演が行われたほか、
石垣市内のグループ代表が日頃の活動が報告され、
このうち、石垣みやとり会は
「運動神経の発展だけでなく、認知症の予防、
引きこもりもなくなる」と、
実感した体操の効果や介護予防の大切さを話し、
「健康は自分で守り維持しなければならない。
この体操が地域に広がってほしい」と期待していました。
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