2016年10月28日(金)放送分
今日の担当は、糸数昌和先生です。
琉球新報の記事から紹介します。
第6回世界のウチナーンチュ大会はきのう、
沖縄セルラースタジアム那覇で開幕し、
26カ国と2つの地域から集まった海外のウチナーンチュと、
国内、県内のウチナーンチュが一堂に会し、
5年に1度の祭典の始まりを盛大に祝いました。
開会式は、県内外600人による三線の一斉大演奏で幕を開け、
かぎやで風節と安波節の2曲を心を合わせて弾き歌い、
沖縄の音色に聞き入った各国からの参加者は拍手や指笛で応えました。
観客席から鑑賞したハワイ2世のネリン・シマブクロさん(60)歳は
普段から琉球古典音楽を聞いており
「素晴らしい」と満足げに話し、
「人間国宝の照喜名朝一さんのファンで、
年に数回ハワイに来てくれるのでいつも楽しんでいる。
公演を見るために沖縄滞在を延ばした」と語りました。
また、三線を始めて13カ月で、
大演奏に参加したハワイ3世のダイアン・ナカソネさん(61)歳は
「みんなで一つになれていい経験だった。
観客の声援などにエネルギーをもらえた」とうれしそうに話しました。
一方、大工哲弘さんは
「日本シリーズかと思うくらいスタンドいっぱいの人に感激した。
ウチナーンチュに生まれて良かった。
こういう大会は他府県ではないことだ」
と感慨深げに話しました。